2011年 05月 08日
だらだらとばたばたを(1) |
予告通り、連休はだらだらしておりました。
目に見えて腹が出てきてる気がします。
さらに連休終わりでまたも風邪ひいてしまいました。
だらだらが裏目。
そんで先日、腹がもっと出ててもおかしくない年にまた1つカウントが増えました。
生まれてすいませんが、あと倍くらいはよろしくです。木内です。
PとRは偶然です。ありがとうございます。
前回の温泉の話のつづきですが、あの後大阪を巡ったあと、その日のうちに夜行バスで東京に向かい、そんで16時過ぎまで行けるだけ東京の美術館やギャラリー回って夜、激凸展のクロージングでした。
まあ、世の中の多忙なランナー達はこんなもんじゃないのかもしれませんが、僕にしたらもういっぱい×2(生中¥180?)という感じなので、反動的、リバウンドだらだらであります。
そんなわけで、だらだらとバタバタな日を回想して記します。
2011年4月8日(金)
有馬温泉を午前中に去り、お土産持ったまま国立国際美術館。
「風穴~もうひとつのコンセプチュアリズム」
てっきりサブの企画展かと思ってたらがっつりメイン企画展でした。
アジア圏の知り合い含む作家さんたちのグループ展。
一般的には難解とされるコンセプチャルアートですが、その何だかわからないけども魅力的で知的で感覚的に「いい感じ!」なものものを、大胆に取り上げてくれる様は、最近の観客動員を要因とした哀しい関西の美術館の動向を思うと、♪ありがたい、たのもしい、カッコいい!
(うれしいたのしい大好きっ!てな感じで)
僕にとってはこの辺りの雰囲気は三つ子の魂百まで、といった感じで、自身が現代美術の扉を開いた19才くらいの赤子のときの「刷り込み」もあってか、なんとも安心感があります。
もちろん、それに単に浸っててはいけないのですが。
ザ・プレイのTシャツが欲しい~~、とか、ついミーハーになってしまいました。
あと、関係ない話ですが、あの映像作品のとこにあったクッションが心地よすぎ!
その後、既に僕は行ってましたが相棒がまだなので、
「良いものは小さい包みでこそっとやってくる。」
を観にシェ・ドゥーヴルへ。
ここは基本カフェなので、こちらでランチ。
友人たちが展覧会やってないと、おそらく辿り着くことがないだろうオシャレなカフェ。
ランチのセットが美味&なんていうのこれ?キッシュとか?と、慣れないものを前にしつつ、舌鼓をぽぽぽぽ~ん!
展覧会はグループ展と言っても、それこそ各メンバーの小さな作品が会場にミックスされてインスタレーションされてる。
オムニバスというよりは、一枚だけのアルバムのためにできたバンドのそれ、という感じでした。
その中に、「ん、この作品は何何さんに違いない!」という感じで各メンバーがそれぞれ奏でてました。
その辺りで窓の外は雨が降っていて、薄暗い中でランチとお茶、となんとも叙情的だじょ~~!
という感じでしたが、根が生えると後のスケジュールが・・・ということで意を決して次の場所へ。
大阪港で、ギャラリーヤマグチ。
越野潤さん、三浦洋子さんの「subtleness」
特に越野さんの作品は、無機質な白い平面が淡々と展示されていて、一見するとそれ以上の情報は入ってこないのですが、ボケ~~と眺めてると、なんだか目の錯覚の様な、不思議な感覚に教われる。
作品のカチッ!とした作りに見とれてるうちに、気付けば瞬きから起こる微風まで作品に当たるような距離まで近づいてしまってたのですが、その時、相棒からのツッコミ。
「口、開いてる~」
ハッと気付くと、今にも涎が滴り落ちそうなほどのバカ面で口をポカ~ンと開けてる自分が降りました。
危ない危ない。
先ほどの目の錯覚も、やはり単なる錯覚ではなく、作家さんによる微量な味付けがなされてるというのをスタッフの方に教えていただき、なるほどと納得。
む~、まるで「ききミネラルウォーター」でもしてるかの様な感覚。
味覚を試されてるような緊張感がありました。
その後、近くのCASOへ。
大学同期の友人の個展やら、つい最近亡くなられた超有名作家さんの個展やら。
カソとはよく言ったもんで、平日の雨の大阪港には作家もお客さんもおらず。
我々と、様々な作品があるだけ。
ガッツリ彫刻から、だからどないしたいねん的な自己主張する展示まで。
美術とかアートとか言っても色々ありますね~。
そして、南船場に移動して、TEZUKAYAMA GALLERYでの大江慶之さんの個展「プレイ」へ。
雑誌やネットでの画像でしか作品を知らない作家さんだったのですが、実物はどうか?ととても気になってる作家さんの一人でした。
で、実際はというと、期待を裏切らない完成度でした。
御本人に話を聞くと、なんと大学の後輩で、しかも洋画クラスでした。
相棒が知り合いだったので、紹介してもらい、いい感じの冊子と筆者の作品カタログを交換してもらいました。
むむ~。完全に大江氏の本の方が完成度が高い。申し訳ない。
しかし、この辺りでもうかなり足の方が限界!
昨日、折角温泉で体を癒したというのに~。
最後に少し西天満を経由しつつ、京都の実家に戻ったのが19時過ぎ。
飯&風呂の後、少ししてから22時過ぎ、今度は東京行きのバスに乗るべく、駅へ向かうのであった。
(つづく)
今日の鼻歌:
♪やんちゃ~ 使命か本能か~? 何がそこまでさせるのか~? やんちゃ~ 世間に風穴を~ あくかな~? でもやるんだよ~
目に見えて腹が出てきてる気がします。
さらに連休終わりでまたも風邪ひいてしまいました。
だらだらが裏目。
そんで先日、腹がもっと出ててもおかしくない年にまた1つカウントが増えました。
生まれてすいませんが、あと倍くらいはよろしくです。木内です。
PとRは偶然です。ありがとうございます。
前回の温泉の話のつづきですが、あの後大阪を巡ったあと、その日のうちに夜行バスで東京に向かい、そんで16時過ぎまで行けるだけ東京の美術館やギャラリー回って夜、激凸展のクロージングでした。
まあ、世の中の多忙なランナー達はこんなもんじゃないのかもしれませんが、僕にしたらもういっぱい×2(生中¥180?)という感じなので、反動的、リバウンドだらだらであります。
そんなわけで、だらだらとバタバタな日を回想して記します。
2011年4月8日(金)
有馬温泉を午前中に去り、お土産持ったまま国立国際美術館。
「風穴~もうひとつのコンセプチュアリズム」
てっきりサブの企画展かと思ってたらがっつりメイン企画展でした。
アジア圏の知り合い含む作家さんたちのグループ展。
一般的には難解とされるコンセプチャルアートですが、その何だかわからないけども魅力的で知的で感覚的に「いい感じ!」なものものを、大胆に取り上げてくれる様は、最近の観客動員を要因とした哀しい関西の美術館の動向を思うと、♪ありがたい、たのもしい、カッコいい!
(うれしいたのしい大好きっ!てな感じで)
僕にとってはこの辺りの雰囲気は三つ子の魂百まで、といった感じで、自身が現代美術の扉を開いた19才くらいの赤子のときの「刷り込み」もあってか、なんとも安心感があります。
もちろん、それに単に浸っててはいけないのですが。
ザ・プレイのTシャツが欲しい~~、とか、ついミーハーになってしまいました。
あと、関係ない話ですが、あの映像作品のとこにあったクッションが心地よすぎ!
その後、既に僕は行ってましたが相棒がまだなので、
「良いものは小さい包みでこそっとやってくる。」
を観にシェ・ドゥーヴルへ。
ここは基本カフェなので、こちらでランチ。
友人たちが展覧会やってないと、おそらく辿り着くことがないだろうオシャレなカフェ。
ランチのセットが美味&なんていうのこれ?キッシュとか?と、慣れないものを前にしつつ、舌鼓をぽぽぽぽ~ん!
展覧会はグループ展と言っても、それこそ各メンバーの小さな作品が会場にミックスされてインスタレーションされてる。
オムニバスというよりは、一枚だけのアルバムのためにできたバンドのそれ、という感じでした。
その中に、「ん、この作品は何何さんに違いない!」という感じで各メンバーがそれぞれ奏でてました。
その辺りで窓の外は雨が降っていて、薄暗い中でランチとお茶、となんとも叙情的だじょ~~!
という感じでしたが、根が生えると後のスケジュールが・・・ということで意を決して次の場所へ。
大阪港で、ギャラリーヤマグチ。
越野潤さん、三浦洋子さんの「subtleness」
特に越野さんの作品は、無機質な白い平面が淡々と展示されていて、一見するとそれ以上の情報は入ってこないのですが、ボケ~~と眺めてると、なんだか目の錯覚の様な、不思議な感覚に教われる。
作品のカチッ!とした作りに見とれてるうちに、気付けば瞬きから起こる微風まで作品に当たるような距離まで近づいてしまってたのですが、その時、相棒からのツッコミ。
「口、開いてる~」
ハッと気付くと、今にも涎が滴り落ちそうなほどのバカ面で口をポカ~ンと開けてる自分が降りました。
危ない危ない。
先ほどの目の錯覚も、やはり単なる錯覚ではなく、作家さんによる微量な味付けがなされてるというのをスタッフの方に教えていただき、なるほどと納得。
む~、まるで「ききミネラルウォーター」でもしてるかの様な感覚。
味覚を試されてるような緊張感がありました。
その後、近くのCASOへ。
大学同期の友人の個展やら、つい最近亡くなられた超有名作家さんの個展やら。
カソとはよく言ったもんで、平日の雨の大阪港には作家もお客さんもおらず。
我々と、様々な作品があるだけ。
ガッツリ彫刻から、だからどないしたいねん的な自己主張する展示まで。
美術とかアートとか言っても色々ありますね~。
そして、南船場に移動して、TEZUKAYAMA GALLERYでの大江慶之さんの個展「プレイ」へ。
雑誌やネットでの画像でしか作品を知らない作家さんだったのですが、実物はどうか?ととても気になってる作家さんの一人でした。
で、実際はというと、期待を裏切らない完成度でした。
御本人に話を聞くと、なんと大学の後輩で、しかも洋画クラスでした。
相棒が知り合いだったので、紹介してもらい、いい感じの冊子と筆者の作品カタログを交換してもらいました。
むむ~。完全に大江氏の本の方が完成度が高い。申し訳ない。
しかし、この辺りでもうかなり足の方が限界!
昨日、折角温泉で体を癒したというのに~。
最後に少し西天満を経由しつつ、京都の実家に戻ったのが19時過ぎ。
飯&風呂の後、少ししてから22時過ぎ、今度は東京行きのバスに乗るべく、駅へ向かうのであった。
(つづく)
今日の鼻歌:
♪やんちゃ~ 使命か本能か~? 何がそこまでさせるのか~? やんちゃ~ 世間に風穴を~ あくかな~? でもやるんだよ~
by kiuchism
| 2011-05-08 16:31
| 旅日記