2008年 08月 21日
アンナイ・ジョー2 |
♪個展も8度目なら~ 少しは上手に~ 案内のメ~エエッセージ~ 送りたい~
というわけで、ボチボチ、DM送ってます。
作品も出来てへんのに・・・。
独り実行委員会の悲しい性です。
今回の個展は8回目でして、過去の展覧会のお客さんや、友人知人合わせて約300通・・・って10年以上やってて300通程度というのも情けない話ですが、をシコシコプリントした宛名にコメント添えて切手貼ってポストへ投函、の作業。
嗚呼、面倒くさいですね。
早く敏腕マネージャーか秘書かアシスタントつけて、
「先生、顧客リストの宛名貼り終わりました。ご友人の方々には直接メッセージ、お願いします。」
「うむ、ご苦労。」
てな身分になりたいもんですね。
しかし、さすがに300通にコメント書き、も結構な作業でして、幸い今、夏の終わりということで、「残暑お見舞い申し上げます。」を基本使える、という利点はありますが、特に仲良かったり最近何かしらのエピソードのある人ならともかく、大半の方には特にコメント無いというのが現状です。
中には過去展覧会を見ていただいているものの、全く面識のない方もたくさんいて、そういう場合は署名のみとしてますが、それ以外の大半は、
「御高覧下されば幸いです。」「お元気ですか?」
のくりかえしです。
ちなみに「御高覧下されば幸いです。」にはちょっとしたエピソードがあります。
よく、「ぜひ見に来てください」という文言がありますが、学生時代に当時講師だった某先生に
『「ぜひ見に来てください」は「是が非でも来い」という意味やから失礼にあたる。絶対に目上の人には書いたらあかん!』
と注意されたことがありました。
その先生も学生時代にそう言われたそうで、ま、版画出身の人はルールやマナーにうるさい人が多いんですわ。
それ以来、基本的には「ぜひ見に来てください」とは書かない事にしてます。
ま、別に僕に送られて来るDMにそう書かれていても別に不快じゃないですが。
用心にこした事ないということで。
ですが、何を持って「目上」とするかも難しく、後輩や年下でも明らかに自分より作家として「格上」の人の方が多いので、結果大半が「御高覧~」となってます。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。や、全く実ってないけどね。
しかし、そんな面倒くさい一連の作業ですが、実はこれが、意外と嫌いじゃないんですな。
僕の周りの作家はどっちかというとDM制作や郵送が嫌いな連中の方が多くて、やはり作家ならそんなヒマあったら作品制作したい、ということでしょう。
ですが、やはり格好悪いDMとか作りたくないし、画廊の要請で仕方なく1000枚刷る、みたいな無駄もしたくない。
しかも、出来ればちゃんと郵送して欲しい。
宛名なしの手渡しなんて、なんか寂しいですわ。
ハガキにする意味もないし。
たしかに郵送代馬鹿にならないからなるべくケチりたい、という気持ちもわかりますし、今ならEメールの方がコストもかからず地球にもやさしい、かと思いますが、上記の先生曰く
「わざわざ電車賃かけて見に来てもらうのに、こっちが50円程度ケチってどないすんねん!」
とおっしゃってまして、確かにそうだと思います。
またEメールで「BCCで一斉送信してます」てなメールの展覧会、はっきり言って見に行くの忘れる率、高いもんね。
僕が手紙とかもらうの好きだからというのもありますが、過去にも展覧会の案内状に、それほど面識のない優秀な作家(年下)の方から
「◯◯での(木内の)展覧会、よかったです。」
なんて一言添えてあったことがあって、その時はとても感激して、もちろん彼の個展、アウェーな画廊にも関わらず見に行きましたとも。
そんなわけで、僕の今回の案内状、届いた方はいかがでしたか?
相変わらずいちびってしかも2000枚も刷ってしまいましたし、そのギミックのせいで少々情報が見づらくなってるかと思いますが、ご勘弁下さい。
ちなみに、先日、デザインしてもらったS氏に聞いたのですが、展覧会のDMのデザインに作家が凝り出したのはIシハラTモアキ氏あたりがカッコいいDM作り始めたのがルーツだとか。
さすが!
今日の鼻歌:
♪長い長い 夏休みは 終りそうで終らないんだ~ 別人になる夢を見る 子供の頃の顔をする
というわけで、ボチボチ、DM送ってます。
作品も出来てへんのに・・・。
独り実行委員会の悲しい性です。
今回の個展は8回目でして、過去の展覧会のお客さんや、友人知人合わせて約300通・・・って10年以上やってて300通程度というのも情けない話ですが、をシコシコプリントした宛名にコメント添えて切手貼ってポストへ投函、の作業。
嗚呼、面倒くさいですね。
早く敏腕マネージャーか秘書かアシスタントつけて、
「先生、顧客リストの宛名貼り終わりました。ご友人の方々には直接メッセージ、お願いします。」
「うむ、ご苦労。」
てな身分になりたいもんですね。
しかし、さすがに300通にコメント書き、も結構な作業でして、幸い今、夏の終わりということで、「残暑お見舞い申し上げます。」を基本使える、という利点はありますが、特に仲良かったり最近何かしらのエピソードのある人ならともかく、大半の方には特にコメント無いというのが現状です。
中には過去展覧会を見ていただいているものの、全く面識のない方もたくさんいて、そういう場合は署名のみとしてますが、それ以外の大半は、
「御高覧下されば幸いです。」「お元気ですか?」
のくりかえしです。
ちなみに「御高覧下されば幸いです。」にはちょっとしたエピソードがあります。
よく、「ぜひ見に来てください」という文言がありますが、学生時代に当時講師だった某先生に
『「ぜひ見に来てください」は「是が非でも来い」という意味やから失礼にあたる。絶対に目上の人には書いたらあかん!』
と注意されたことがありました。
その先生も学生時代にそう言われたそうで、ま、版画出身の人はルールやマナーにうるさい人が多いんですわ。
それ以来、基本的には「ぜひ見に来てください」とは書かない事にしてます。
ま、別に僕に送られて来るDMにそう書かれていても別に不快じゃないですが。
用心にこした事ないということで。
ですが、何を持って「目上」とするかも難しく、後輩や年下でも明らかに自分より作家として「格上」の人の方が多いので、結果大半が「御高覧~」となってます。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。や、全く実ってないけどね。
しかし、そんな面倒くさい一連の作業ですが、実はこれが、意外と嫌いじゃないんですな。
僕の周りの作家はどっちかというとDM制作や郵送が嫌いな連中の方が多くて、やはり作家ならそんなヒマあったら作品制作したい、ということでしょう。
ですが、やはり格好悪いDMとか作りたくないし、画廊の要請で仕方なく1000枚刷る、みたいな無駄もしたくない。
しかも、出来ればちゃんと郵送して欲しい。
宛名なしの手渡しなんて、なんか寂しいですわ。
ハガキにする意味もないし。
たしかに郵送代馬鹿にならないからなるべくケチりたい、という気持ちもわかりますし、今ならEメールの方がコストもかからず地球にもやさしい、かと思いますが、上記の先生曰く
「わざわざ電車賃かけて見に来てもらうのに、こっちが50円程度ケチってどないすんねん!」
とおっしゃってまして、確かにそうだと思います。
またEメールで「BCCで一斉送信してます」てなメールの展覧会、はっきり言って見に行くの忘れる率、高いもんね。
僕が手紙とかもらうの好きだからというのもありますが、過去にも展覧会の案内状に、それほど面識のない優秀な作家(年下)の方から
「◯◯での(木内の)展覧会、よかったです。」
なんて一言添えてあったことがあって、その時はとても感激して、もちろん彼の個展、アウェーな画廊にも関わらず見に行きましたとも。
そんなわけで、僕の今回の案内状、届いた方はいかがでしたか?
相変わらずいちびってしかも2000枚も刷ってしまいましたし、そのギミックのせいで少々情報が見づらくなってるかと思いますが、ご勘弁下さい。
ちなみに、先日、デザインしてもらったS氏に聞いたのですが、展覧会のDMのデザインに作家が凝り出したのはIシハラTモアキ氏あたりがカッコいいDM作り始めたのがルーツだとか。
さすが!
今日の鼻歌:
♪長い長い 夏休みは 終りそうで終らないんだ~ 別人になる夢を見る 子供の頃の顔をする
by kiuchism
| 2008-08-21 01:02
| 愚痴