2008年 12月 01日
某某某(後・亡心編) |
え~、本日、一時的にこのホームページが繋がらなかったかと思われます。
別にこれは、「炎上」等、したわけではなく、単なる僕のミス。
一時的な家賃滞納でした。
プライベートでは家賃滞納など一度もしたことないのに。
残高が無かったみたいです。
というわけで、即復活しました。
御迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
・・・え?別に迷惑してない?
それでは、先日の某某日記の後編です。
某月某日、某曜日 夕方
ビルのかなり上の展示室のロビーから、曇った心斎橋を見下ろし、独り黄昏れる。
人気少ない展示室、は吹田にあった頃の国立国際美術館を思い出す。
あそこは気の利いた現代美術の展覧会をよくやっていたので、年に何度かは必ず訪れていたが、たいてい閑散としていた。
そんなとき、いつもバッタリ会うのは某山氏だったなぁ。
なんか「同志発見」みたいな感じだったな~。
ま、たいていあの人はお連れさん同伴でしたが。
そんな感じで、平日夕方にこういう場所にいる自分の「業」みたいなこと感じつつ、次の目的地へ「GO!」。
なんじゃそりゃ。
某時、さらに西の某ギャラリーへ。
某売れっ子彫刻家とその周辺の若手作家によるグループ展。
特に目新しいことをしているわけではないのですが、この「新感覚」感は何だろう?
やはり、プレゼン、仕上げ、見せ方、等々が旧態依然とした「彫刻家」像とは違うからなんでしょうかね。
流行の絵画ばかりに気をとられてましたが、たぶんこの感じが今の「流行の彫刻」の傾向な気がします。
ま、「絵画」とか「彫刻」とかの概念もあまり当てはまらないのかも。
それから、日も暮れてきたころ、某天満方面へ。
いつも立ち寄る画廊等を廻る。
いくつか、情報誌やら他人のブログやらで話題のものを見ましたが、それでハードルが上がってたせいか?それほどいいと思いませんでした。
踊らされたらあきませんな。自分の目で見ないと。
な、中では増田敏也くんの展覧会が面白かった。
先日彼が出品されてたギャラリズムでは、それが陶器とは気付かなかったのですが、その後偶然彼と話す機会があり、陶芸作品と知りました。
しかも、彼はセラミッカーではない、というのが珍しい。
おそらく陶芸作品を制作発表してる大半の作家さんは陶芸出身だと思うので、全く違うとこから作ってる感じが面白い。
ま、本格派なセラミッカーにしたら、「邪道め!」となるのでしょうかね。
特に、伝統的な陶器のスタイルを「アイコン化」した小作品は秀逸。
もっといろいろ展開できそう。
陶芸に限らず、伝統工芸のジャンルには、そのジャンルを守るが故のいろんな「しきたり」があるのですが、時にそれに縛られたり、歪んだそれが滑稽な感じになってたりするので、「いじくる」にはとても好材料。
ただ、あまり調子に乗ると、ホンマに怖い人達が出てくるんで、要注意ですがね。
そして、某日夜。
某氏と某女史と合流し、仕上げは某津方面へ。
僕のお気に入りの某ギャラリースペースへ。
とてもいい、インスタレーション。
ですが、作者は所謂「美術作家」では、なく「華道家」。
家元さんです。
御本人は「生け花」の解釈で発表されてます。
しかしながら、インスタレーションはとても秀逸な「美術」のそれ、という感じ。
二階の一人ずつ見る「寝室」な作品はかなりヤバい。
そのまま気持ちよく寝てしまう気がしたので、あえて一瞬で出てきました。
作家さんに失礼だったかな?
で、その作家さんを紹介されたんで、しばしお話。
僕と同世代ということもあり、積極的に話してみたものの、やはり異ジャンルかつその完全に「育ちが違う」という感じのオーラにも飲まれ、シドロモドロ。
緊張して、珍しく言葉を注意深く選びながら、おろおろトークでした。
中川淳夫とか勅使河原なにがしとか口に出しそうになりましたが、よく知らんのに語るのはコワくてやめました。
自身の紹介も名刺も渡せず。
や、僕みたいな品性下劣で低俗な人間は、逆にもう下品な態度で接していって地雷踏みまくって、嫌われても構わない、という開き直りがあればいいのですが、そのへん、チキンハートの持ち主なんですな。
情けない。
(ですが、作家さんのお話は非常に面白く、興味深かったです。)
そんな感じで、某氏と某女史と某さかなの店へ。
しかも某田店と某津店をハシゴ。
このトリオで飲むのは意外にも初めてかも。
いつもかわいがっていただいて、どうもです。
皆が忘れたがるしょーもない想い出を細かく覚えてる、私です。
そんな感じで某時頃、某R終電で帰りました。
・・・しかし、別に「某」使ってでも書かなきゃいけないような内容の日記でもないですな。
ですが、「忘」したくない思いもなきにしもある、ので。
そして翌日から、また忙忙忙な日々がまた始まります。
そっちはできるだけ、忘忘忘したい・・・。
今日の鼻歌:
♪あ~~ 孤立無援の花~ 咲くばかり 咲くばか~り~ぃぃ ああ~ 明日の有りや無し~や~ 知るものか~ 知るものか~ぁぁ
別にこれは、「炎上」等、したわけではなく、単なる僕のミス。
一時的な家賃滞納でした。
プライベートでは家賃滞納など一度もしたことないのに。
残高が無かったみたいです。
というわけで、即復活しました。
御迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
・・・え?別に迷惑してない?
それでは、先日の某某日記の後編です。
某月某日、某曜日 夕方
ビルのかなり上の展示室のロビーから、曇った心斎橋を見下ろし、独り黄昏れる。
人気少ない展示室、は吹田にあった頃の国立国際美術館を思い出す。
あそこは気の利いた現代美術の展覧会をよくやっていたので、年に何度かは必ず訪れていたが、たいてい閑散としていた。
そんなとき、いつもバッタリ会うのは某山氏だったなぁ。
なんか「同志発見」みたいな感じだったな~。
ま、たいていあの人はお連れさん同伴でしたが。
そんな感じで、平日夕方にこういう場所にいる自分の「業」みたいなこと感じつつ、次の目的地へ「GO!」。
なんじゃそりゃ。
某時、さらに西の某ギャラリーへ。
某売れっ子彫刻家とその周辺の若手作家によるグループ展。
特に目新しいことをしているわけではないのですが、この「新感覚」感は何だろう?
やはり、プレゼン、仕上げ、見せ方、等々が旧態依然とした「彫刻家」像とは違うからなんでしょうかね。
流行の絵画ばかりに気をとられてましたが、たぶんこの感じが今の「流行の彫刻」の傾向な気がします。
ま、「絵画」とか「彫刻」とかの概念もあまり当てはまらないのかも。
それから、日も暮れてきたころ、某天満方面へ。
いつも立ち寄る画廊等を廻る。
いくつか、情報誌やら他人のブログやらで話題のものを見ましたが、それでハードルが上がってたせいか?それほどいいと思いませんでした。
踊らされたらあきませんな。自分の目で見ないと。
な、中では増田敏也くんの展覧会が面白かった。
先日彼が出品されてたギャラリズムでは、それが陶器とは気付かなかったのですが、その後偶然彼と話す機会があり、陶芸作品と知りました。
しかも、彼はセラミッカーではない、というのが珍しい。
おそらく陶芸作品を制作発表してる大半の作家さんは陶芸出身だと思うので、全く違うとこから作ってる感じが面白い。
ま、本格派なセラミッカーにしたら、「邪道め!」となるのでしょうかね。
特に、伝統的な陶器のスタイルを「アイコン化」した小作品は秀逸。
もっといろいろ展開できそう。
陶芸に限らず、伝統工芸のジャンルには、そのジャンルを守るが故のいろんな「しきたり」があるのですが、時にそれに縛られたり、歪んだそれが滑稽な感じになってたりするので、「いじくる」にはとても好材料。
ただ、あまり調子に乗ると、ホンマに怖い人達が出てくるんで、要注意ですがね。
そして、某日夜。
某氏と某女史と合流し、仕上げは某津方面へ。
僕のお気に入りの某ギャラリースペースへ。
とてもいい、インスタレーション。
ですが、作者は所謂「美術作家」では、なく「華道家」。
家元さんです。
御本人は「生け花」の解釈で発表されてます。
しかしながら、インスタレーションはとても秀逸な「美術」のそれ、という感じ。
二階の一人ずつ見る「寝室」な作品はかなりヤバい。
そのまま気持ちよく寝てしまう気がしたので、あえて一瞬で出てきました。
作家さんに失礼だったかな?
で、その作家さんを紹介されたんで、しばしお話。
僕と同世代ということもあり、積極的に話してみたものの、やはり異ジャンルかつその完全に「育ちが違う」という感じのオーラにも飲まれ、シドロモドロ。
緊張して、珍しく言葉を注意深く選びながら、おろおろトークでした。
中川淳夫とか勅使河原なにがしとか口に出しそうになりましたが、よく知らんのに語るのはコワくてやめました。
自身の紹介も名刺も渡せず。
や、僕みたいな品性下劣で低俗な人間は、逆にもう下品な態度で接していって地雷踏みまくって、嫌われても構わない、という開き直りがあればいいのですが、そのへん、チキンハートの持ち主なんですな。
情けない。
(ですが、作家さんのお話は非常に面白く、興味深かったです。)
そんな感じで、某氏と某女史と某さかなの店へ。
しかも某田店と某津店をハシゴ。
このトリオで飲むのは意外にも初めてかも。
いつもかわいがっていただいて、どうもです。
皆が忘れたがるしょーもない想い出を細かく覚えてる、私です。
そんな感じで某時頃、某R終電で帰りました。
・・・しかし、別に「某」使ってでも書かなきゃいけないような内容の日記でもないですな。
ですが、「忘」したくない思いもなきにしもある、ので。
そして翌日から、また忙忙忙な日々がまた始まります。
そっちはできるだけ、忘忘忘したい・・・。
今日の鼻歌:
♪あ~~ 孤立無援の花~ 咲くばかり 咲くばか~り~ぃぃ ああ~ 明日の有りや無し~や~ 知るものか~ 知るものか~ぁぁ
by kiuchism
| 2008-12-01 22:00
| 日常・雑記