2009年 01月 05日
バーゲンダー |
さて、しつこいですが、昨日のブログ補足。
実は、カレンダーだけが欲しかった訳ではありません。
ニットキャップ又は冬っぽいハンチング、カーディガン(ケンコバが着てる感じのヤツ)、サングラス、メッセンジャーバック的な鞄、もうちょっとマシなリュック、渋めのスニーカー、etc・・。
等は、なんとなく常に欲しがってましたが、正月やし、タマには金使こたれ!
と意気込んで、バーゲンで賑わう京都市街地へ向かったのです。
んで、結局帰って見たら、買い物袋には、前ブログ記述のカレンダー2本に、ベガーズバンケット(CD)、セーター、春秋っぽいジャケット、で、何故か競馬騎手のゴーグル。

写真がそのゴーグル。
モデルはヤサ・グレオ氏(35歳独身)
ま、カーディガンがセーターに、グラサンが騎手のゴーグルにすり替わった、ということですな。
なかなか本来の目的に上手く到達できないですね、ショッピング。
そんなバーゲンの難しさ(?)とか考えながら、まだ正月なのに開いてる画廊なんかもあり、何となく立ち寄る。
廊下に掛かった平面とか見ながら、「相変わらず平面、多いな~」とか思う。
ここ1~2年、業界は「バブル」で平面が売れまくってた、という印象。
たしかに昔(僕が画廊デビュー?した頃)と比べると、作家が作品にしっかり値段つけて、売買の対象としてファイティングポーズをとることにより、「作家である」という姿勢を見せるのが普通となってきた気がします。
それは、その辺がテキトーだった頃と比べると、シビアな「プロ意識」が芽生えて結構なことかと思いますが、その反面、
「なんじゃ、こりゃ?ヒドくない?」
と、僕みたいなんが言うのもなんですが、そんなレベルでセンスも悪いような作品が、平然とそれなりの値段がついてて、さらに売れてたりする現状を何度も目撃しました。
たいてい、若い作家の作品。
や、別に技術云々とかそういう問題じゃない。
先物買い、というには全く目新しくない。
なんとなく、「どさくさに紛れて」売買されてる印象、といえば言い過ぎか?
ま、売る人がいて、買う人がいるなら、商売が成り立ってるわけで、売れない芸術家が口を挟む余地などないのですが。
しかし、ハテ?バブルはボチボチはじけて、あの超大物作家の作品も売れなくなってきた、なんて噂も聞いたのですが、まだ、上記のような状況は、特に若い作家を中心に続いている感じ。
バーゲン・・・。
これはもしかしたら、美術界の「店じまいセール」的状況ではなかろうか?
とにかく今のうちに売れるものは叩いて売って、ハイおさらばよ、みたいな。
・・・や、こりゃ僕の単なる妄想、ですかね?
「売れないオッサンのやっかみ混じりの老婆心」であることを祈ります。
今日の鼻歌:
♪脳天 オーラス バーゲン! ギリギリ間に合わした ペンペン草まで大処分 勘違いも喰わせるぜ~
♪大出血代開放~ 割れ目にブッ込んで~ 掘り出し物でイこーぜ ラスバーゲン カスバーゲン LastTime~
実は、カレンダーだけが欲しかった訳ではありません。
ニットキャップ又は冬っぽいハンチング、カーディガン(ケンコバが着てる感じのヤツ)、サングラス、メッセンジャーバック的な鞄、もうちょっとマシなリュック、渋めのスニーカー、etc・・。
等は、なんとなく常に欲しがってましたが、正月やし、タマには金使こたれ!
と意気込んで、バーゲンで賑わう京都市街地へ向かったのです。
んで、結局帰って見たら、買い物袋には、前ブログ記述のカレンダー2本に、ベガーズバンケット(CD)、セーター、春秋っぽいジャケット、で、何故か競馬騎手のゴーグル。
写真がそのゴーグル。
モデルはヤサ・グレオ氏(35歳独身)
ま、カーディガンがセーターに、グラサンが騎手のゴーグルにすり替わった、ということですな。
なかなか本来の目的に上手く到達できないですね、ショッピング。
そんなバーゲンの難しさ(?)とか考えながら、まだ正月なのに開いてる画廊なんかもあり、何となく立ち寄る。
廊下に掛かった平面とか見ながら、「相変わらず平面、多いな~」とか思う。
ここ1~2年、業界は「バブル」で平面が売れまくってた、という印象。
たしかに昔(僕が画廊デビュー?した頃)と比べると、作家が作品にしっかり値段つけて、売買の対象としてファイティングポーズをとることにより、「作家である」という姿勢を見せるのが普通となってきた気がします。
それは、その辺がテキトーだった頃と比べると、シビアな「プロ意識」が芽生えて結構なことかと思いますが、その反面、
「なんじゃ、こりゃ?ヒドくない?」
と、僕みたいなんが言うのもなんですが、そんなレベルでセンスも悪いような作品が、平然とそれなりの値段がついてて、さらに売れてたりする現状を何度も目撃しました。
たいてい、若い作家の作品。
や、別に技術云々とかそういう問題じゃない。
先物買い、というには全く目新しくない。
なんとなく、「どさくさに紛れて」売買されてる印象、といえば言い過ぎか?
ま、売る人がいて、買う人がいるなら、商売が成り立ってるわけで、売れない芸術家が口を挟む余地などないのですが。
しかし、ハテ?バブルはボチボチはじけて、あの超大物作家の作品も売れなくなってきた、なんて噂も聞いたのですが、まだ、上記のような状況は、特に若い作家を中心に続いている感じ。
バーゲン・・・。
これはもしかしたら、美術界の「店じまいセール」的状況ではなかろうか?
とにかく今のうちに売れるものは叩いて売って、ハイおさらばよ、みたいな。
・・・や、こりゃ僕の単なる妄想、ですかね?
「売れないオッサンのやっかみ混じりの老婆心」であることを祈ります。
今日の鼻歌:
♪脳天 オーラス バーゲン! ギリギリ間に合わした ペンペン草まで大処分 勘違いも喰わせるぜ~
♪大出血代開放~ 割れ目にブッ込んで~ 掘り出し物でイこーぜ ラスバーゲン カスバーゲン LastTime~
by kiuchism
| 2009-01-05 20:27
| 愚痴