2009年 01月 27日
デモシカシ |
先日、ちょっと用事もあり、京都市美術館へ。
ちょうど母校の卒業制作展がやってました。
僕は、学生~卒業して2~3年くらいは、京都周辺の各芸・美大の卒展はけっこうチェックしてて、勝手に心の中で大学ランキングつけてたり、作風の傾向をチェックしたりしてたのですが、最近は面倒くさくなっていて、ほとんど行かなくなってます。
ちなみに、僕が学生の時、常に僕のランキング上位でいつもライバル視してたのは、
「サガビ(現・サガゲー)カイサン(絵画3)」
というクラスでした。
自由度も高くてしっかり作られてて、面白い作品作る人が多かった気がします。
ま、好みも多分にありますが。
我が母校は数年前まで、三井寺とか歴史博物館とか、大津でやってたんですが、最近は京都でやってます。
滋賀の大学やのに。
で、今年、ザッと見た傾向としては、なんとなく、ビジュアルデザインクラスの方が、「流行の美術」みたいな感じでした。
僕の出身クラスの洋画は、全体的になんか「パッサパサ」な感じでした。
絵画の色気や艶が全くない。かといって「瑞々しい、フレッシュな感性!」もない。
あと、ポップさもない。
ま、なんかポップアートっぽいものは全体的にほとんど無かったですね。流行ってないんでしょうな。
しかし、大きい絵画は誤摩化しがききませんな。実力が露になってまいます。
僕がちょっとアシスタントしてたコーソークラスも、まあ、市美術館だとゴチャゴチャしてアレですね。
三井寺とか歴博の方が断然いい展示できるんちゃう?
ま、大津でやるより京都でやる方が人も多く来てアピールできるのかもしれませんが、キョーゲーにしたってどっちかっていうと「学内展」の方が業界注目度高いと聞きますし、それを考えると無理して(?)京都に割り込まんでもええんちゃう?
とか思います。
ま、それも極特定業界に限ったことで、大学全体の目的とは関係ないかも知れませんがね。
それと、個人的に「市美の空間があまり好きでない」ってのもありますが。
それに、やっぱり卒制でその人の実力や魅力を全てを判断できませんしね。
やっぱり、それぞれの自力の仕事、個展とか仕事の展開とかの方を見たいですな。
要するに卒業してから、ということです。
そんな感じで、ザッと見た後、用事も済まし、ついでに同美術館下でやってた「竹内栖鳳展」も見る。
「ついでに」って言うのも失礼な話なんですが。
この展覧会は本画と合わせて下絵やスケッチも多数見せる、言わば「ドローイング展」的なもの。
や、しかしこの時代の作家さんは皆、めちゃ上手いですな。今さらですが。
骨描きなんて、パソコンでやったみたいな精密さ!
未完の「竹」の作品がめちゃカッコよかった!
そんな感じで、自分が卒業の頃は、あまり興味を持てなかったものが、面白く感じられるようになったのを感じ、年を取ることのプラス面を感じつつ、市美を後に。
そのまま、射手座の松山淳氏の個展(面白かったっス)をのぞき、木屋町をブラリ。
気になるあの場所の正門を横切り、其の延長にて期間限定「モンゴルパン」(めちゃ美味かったっス)をいただく。
それにしても、この界隈、日曜なのに伽藍堂。
「あれ、木屋町ってこんな人少なかったっけ?」
と思うくらい閑散としてた。
もしかして例のアレ?アメリカが大風邪ひいて?京都も大丈夫?
・・・なんて思ってたら、突然、大音量の軽い音楽。
振り返ったら、「デモ」でした。
大音量であややの曲流し、コスプレで踊りながら、「学費を下げろー!」
・・・こんなんでホンマに学費下がるんやろか?
なんか思てる「デモ」のイメージとだいぶ違うわ。
「シュプレヒコーッル!軍事費を削って福祉に回せーっ!」
てな感じで、ヘルメットにメガホンに「団結!」の文字の鉢巻・・・
・・てのはもう古いんかな?
♪セクシーなの?キュートなの?どっちが好きなのっ?
って、デモは「普通の真面目なの」でいいです。
いや、これはもしかしたら「デモのパロディー」なんやろか?
どっちにしろ、警察の人は大変やね~、と思った次第。
しかし、何やろ?
この「思てたんと違う!」の連発。
・・・時代は僕が思ってる以上に変わってきてるんやろか?
今日の鼻歌:
♪I'm gonna change Mad Donna, l'm gonna change Mad Donna, I'm gonna change Mad Donna, for you~~
最近、T-REXをよく聴きます。久々に僕に来た「Tレクスタシー」。
夜中1人でエアギター、かき鳴らしてブギーのアイドルしてしまいます。
またパーマあてたろかしら。
ちょうど母校の卒業制作展がやってました。
僕は、学生~卒業して2~3年くらいは、京都周辺の各芸・美大の卒展はけっこうチェックしてて、勝手に心の中で大学ランキングつけてたり、作風の傾向をチェックしたりしてたのですが、最近は面倒くさくなっていて、ほとんど行かなくなってます。
ちなみに、僕が学生の時、常に僕のランキング上位でいつもライバル視してたのは、
「サガビ(現・サガゲー)カイサン(絵画3)」
というクラスでした。
自由度も高くてしっかり作られてて、面白い作品作る人が多かった気がします。
ま、好みも多分にありますが。
我が母校は数年前まで、三井寺とか歴史博物館とか、大津でやってたんですが、最近は京都でやってます。
滋賀の大学やのに。
で、今年、ザッと見た傾向としては、なんとなく、ビジュアルデザインクラスの方が、「流行の美術」みたいな感じでした。
僕の出身クラスの洋画は、全体的になんか「パッサパサ」な感じでした。
絵画の色気や艶が全くない。かといって「瑞々しい、フレッシュな感性!」もない。
あと、ポップさもない。
ま、なんかポップアートっぽいものは全体的にほとんど無かったですね。流行ってないんでしょうな。
しかし、大きい絵画は誤摩化しがききませんな。実力が露になってまいます。
僕がちょっとアシスタントしてたコーソークラスも、まあ、市美術館だとゴチャゴチャしてアレですね。
三井寺とか歴博の方が断然いい展示できるんちゃう?
ま、大津でやるより京都でやる方が人も多く来てアピールできるのかもしれませんが、キョーゲーにしたってどっちかっていうと「学内展」の方が業界注目度高いと聞きますし、それを考えると無理して(?)京都に割り込まんでもええんちゃう?
とか思います。
ま、それも極特定業界に限ったことで、大学全体の目的とは関係ないかも知れませんがね。
それと、個人的に「市美の空間があまり好きでない」ってのもありますが。
それに、やっぱり卒制でその人の実力や魅力を全てを判断できませんしね。
やっぱり、それぞれの自力の仕事、個展とか仕事の展開とかの方を見たいですな。
要するに卒業してから、ということです。
そんな感じで、ザッと見た後、用事も済まし、ついでに同美術館下でやってた「竹内栖鳳展」も見る。
「ついでに」って言うのも失礼な話なんですが。
この展覧会は本画と合わせて下絵やスケッチも多数見せる、言わば「ドローイング展」的なもの。
や、しかしこの時代の作家さんは皆、めちゃ上手いですな。今さらですが。
骨描きなんて、パソコンでやったみたいな精密さ!
未完の「竹」の作品がめちゃカッコよかった!
そんな感じで、自分が卒業の頃は、あまり興味を持てなかったものが、面白く感じられるようになったのを感じ、年を取ることのプラス面を感じつつ、市美を後に。
そのまま、射手座の松山淳氏の個展(面白かったっス)をのぞき、木屋町をブラリ。
気になるあの場所の正門を横切り、其の延長にて期間限定「モンゴルパン」(めちゃ美味かったっス)をいただく。
それにしても、この界隈、日曜なのに伽藍堂。
「あれ、木屋町ってこんな人少なかったっけ?」
と思うくらい閑散としてた。
もしかして例のアレ?アメリカが大風邪ひいて?京都も大丈夫?
・・・なんて思ってたら、突然、大音量の軽い音楽。
振り返ったら、「デモ」でした。
大音量であややの曲流し、コスプレで踊りながら、「学費を下げろー!」
・・・こんなんでホンマに学費下がるんやろか?
なんか思てる「デモ」のイメージとだいぶ違うわ。
「シュプレヒコーッル!軍事費を削って福祉に回せーっ!」
てな感じで、ヘルメットにメガホンに「団結!」の文字の鉢巻・・・
・・てのはもう古いんかな?
♪セクシーなの?キュートなの?どっちが好きなのっ?
って、デモは「普通の真面目なの」でいいです。
いや、これはもしかしたら「デモのパロディー」なんやろか?
どっちにしろ、警察の人は大変やね~、と思った次第。
しかし、何やろ?
この「思てたんと違う!」の連発。
・・・時代は僕が思ってる以上に変わってきてるんやろか?
今日の鼻歌:
♪I'm gonna change Mad Donna, l'm gonna change Mad Donna, I'm gonna change Mad Donna, for you~~
最近、T-REXをよく聴きます。久々に僕に来た「Tレクスタシー」。
夜中1人でエアギター、かき鳴らしてブギーのアイドルしてしまいます。
またパーマあてたろかしら。
by kiuchism
| 2009-01-27 19:57
| 日常・雑記