2009年 04月 02日
ビックM(前編) |
バタバタっとしてたら真粘土。
というわけで、今から書くのは禅粘土の話。
先月22日、大学の恩師にして、世界的前衛芸術家、おそらく我が母校で一番知名度のある教授であるM先生(なんと87歳!)がこの春で退官され、名誉教授になられる、ということで、その「退官記念パーティー」があり、出席してきました。
M先生は「戦後日本の美術史」におそらく絶対登場する、超有名アンフォルメル団体のクリンナップを打つお方。
僕が学生時代、もう既に70代という年齢ながら、その「デカさ」と「元気」さは学生を凌ぐ勢いでした。
てなわけで、会場は加山雄三(叉造ではない)の油絵が飾ってある、琵琶湖ホテルにて。
出席者は、先生方、学校関係者、と、洋画クラス卒業生。
恥ずかしながら、私は「一期生」。
基本、卒業生は皆、同期か後輩です。
といっても、~3期生くらいまでしかあまり面識がなくて、後は作家活動してるから知ってる名前がある、程度のもの。
「若い後輩達はなんかシュッとしてるな~」
とか思いつつ、一期生のテーブルは、これまた恩師I先生の隣。
![](http://www.kiuchism.com/action.php?action=plugin&name=Thumbnail&p=weblog/np2.jpg&id=)
同期出席の男子はTラヲとC石、と、おなじみの面子。
アウェーを恐れて、3人で待ち合わせて行きました。相変わらずですな。
先生が登場し、パーティースタート。
乾杯、挨拶、スライドで歴史を振り返る、等々。
このクラスはいわゆる「タテのつながり」が薄い。
僕らは基本「先輩」なんだけど、「先輩」がいなかったからか、「後輩」の扱いがよくわからない。
出席していたYくんを見かけて、数年前、大阪の画廊でバッタリ会って、お茶に誘って、無理矢理奢って、初めて「先輩風」吹かした事を思い出した。
初期の洋画クラスの写真も、洋画と関係ないF久保なんかが写ってたりして、「ゼミ感」のない学校の特徴がよくでてました。
で、その後は、お約束、「M先生のカラオケ披露」。
![](http://www.kiuchism.com/action.php?action=plugin&name=Thumbnail&p=weblog/mp5.jpg&id=)
恩師の後頭部越しに唄うM先生。
![](http://www.kiuchism.com/action.php?action=plugin&name=Thumbnail&p=weblog/mp3.jpg&id=)
M先生が唄ってる隙に、M夫人を誘惑し、チークを踊るT先生。
トミーズ健かっ!
というわけで、2次会まで呑んで、最後は先生を皆でお見送り。
いや、しかし、M先生、変わらずお元気でした。
記念品の先生の絵本にサインしてもらったとき、握手していただいたのですが、相変わらずデカイ手でした。
昔、別の先生の個展のオープニングの帰り。
大阪で二次会まで呑んで、帰り、阪急組ということで、M先生と僕と同期生らと梅田駅へ向かうとき。
結構呑んでたんで、
「もし、ここで先生倒れられたりしたら、新聞沙汰やで・・」
と緊張してたんですが、そんな心配などどこ吹く風、とスイスイムービングウォークを走り、エスカレーターを2段飛ばしで駆け上がり、
「ほな、僕は宝塚線やから」
と消えて行かれ、僕らの方がハアハア言いながらついていくのがやっとだった。
この時たぶん、先生70代後半。
あの時のデカイ足が、未だに脳裏に焼き付いてます。
(*というわけで、M先生の話、長くなりそうなんで、後編に続きます。)
今日の鼻歌:
♪別れ~る~こ~と~は~ つらいぃ~け~ど~ 仕方が~ないんだ~ 君のた~め~ 別れに~星影の~ ワルツをうたお~~
というわけで、今から書くのは禅粘土の話。
先月22日、大学の恩師にして、世界的前衛芸術家、おそらく我が母校で一番知名度のある教授であるM先生(なんと87歳!)がこの春で退官され、名誉教授になられる、ということで、その「退官記念パーティー」があり、出席してきました。
M先生は「戦後日本の美術史」におそらく絶対登場する、超有名アンフォルメル団体のクリンナップを打つお方。
僕が学生時代、もう既に70代という年齢ながら、その「デカさ」と「元気」さは学生を凌ぐ勢いでした。
てなわけで、会場は加山雄三(叉造ではない)の油絵が飾ってある、琵琶湖ホテルにて。
出席者は、先生方、学校関係者、と、洋画クラス卒業生。
恥ずかしながら、私は「一期生」。
基本、卒業生は皆、同期か後輩です。
といっても、~3期生くらいまでしかあまり面識がなくて、後は作家活動してるから知ってる名前がある、程度のもの。
「若い後輩達はなんかシュッとしてるな~」
とか思いつつ、一期生のテーブルは、これまた恩師I先生の隣。
![](http://www.kiuchism.com/action.php?action=plugin&name=Thumbnail&p=weblog/np2.jpg&id=)
同期出席の男子はTラヲとC石、と、おなじみの面子。
アウェーを恐れて、3人で待ち合わせて行きました。相変わらずですな。
先生が登場し、パーティースタート。
乾杯、挨拶、スライドで歴史を振り返る、等々。
このクラスはいわゆる「タテのつながり」が薄い。
僕らは基本「先輩」なんだけど、「先輩」がいなかったからか、「後輩」の扱いがよくわからない。
出席していたYくんを見かけて、数年前、大阪の画廊でバッタリ会って、お茶に誘って、無理矢理奢って、初めて「先輩風」吹かした事を思い出した。
初期の洋画クラスの写真も、洋画と関係ないF久保なんかが写ってたりして、「ゼミ感」のない学校の特徴がよくでてました。
で、その後は、お約束、「M先生のカラオケ披露」。
![](http://www.kiuchism.com/action.php?action=plugin&name=Thumbnail&p=weblog/mp5.jpg&id=)
恩師の後頭部越しに唄うM先生。
![](http://www.kiuchism.com/action.php?action=plugin&name=Thumbnail&p=weblog/mp3.jpg&id=)
M先生が唄ってる隙に、M夫人を誘惑し、チークを踊るT先生。
トミーズ健かっ!
というわけで、2次会まで呑んで、最後は先生を皆でお見送り。
いや、しかし、M先生、変わらずお元気でした。
記念品の先生の絵本にサインしてもらったとき、握手していただいたのですが、相変わらずデカイ手でした。
昔、別の先生の個展のオープニングの帰り。
大阪で二次会まで呑んで、帰り、阪急組ということで、M先生と僕と同期生らと梅田駅へ向かうとき。
結構呑んでたんで、
「もし、ここで先生倒れられたりしたら、新聞沙汰やで・・」
と緊張してたんですが、そんな心配などどこ吹く風、とスイスイムービングウォークを走り、エスカレーターを2段飛ばしで駆け上がり、
「ほな、僕は宝塚線やから」
と消えて行かれ、僕らの方がハアハア言いながらついていくのがやっとだった。
この時たぶん、先生70代後半。
あの時のデカイ足が、未だに脳裏に焼き付いてます。
(*というわけで、M先生の話、長くなりそうなんで、後編に続きます。)
今日の鼻歌:
♪別れ~る~こ~と~は~ つらいぃ~け~ど~ 仕方が~ないんだ~ 君のた~め~ 別れに~星影の~ ワルツをうたお~~
by kiuchism
| 2009-04-02 00:39
| 思ひ出話