2009年 04月 19日
こんなとこにも花束が・・ |
陽気が続きますね。
今日もビル・ヴィオラ・・・じゃなくてビール日和。
ヒルビールといきたいとこですが、我慢我慢我慢。
桜は散ってしまいましたが、桜の木の下でイチャつく田辺誠一と大塚寧々の出てるTVCMを見ると、
つい、「三代目魚武」を思い出してしまう、ミスター判官びいきの私です。
「花束を贈りたい、俺に!」(やったかな?)
や、嫌いじゃなかったですけどね。
「ソリトン」とか見てたな~。今どうしてるんやろな~?
(叫ぶ詩人の会、ドリアンさんとかも)
ですが、やはり花束は素敵な女性に贈りたい、というわけでアートピック。
前回は野郎ばっかだったので、今度は女性中心に。
「Truth of Multilayer」
塩崎優 柴田主馬 吉岡千尋
2009年4月21日(火)~26日(日)12:00~19:00(最終日は18:00)
同時代ギャラリー
です。
吉岡さんは、何度か書いた「ウズイチアトリエ」で制作されてる作家さん。
塩崎さん、柴田さんも、2月にオープンアトリエが行われてた「桂スタジオ」で制作されてる作家さんです。
いやーしかし、吉岡さんは昨年11月くらいから、月1ペースの発表ですな。
堀尾貞治さんバリです。
吉岡さんの作品は、テンペラ技法等を使った絵画やオブジェ等で、2年ほど前から何度か見てたのですが、正直僕には掴めない感じの作家さんの1人でした。
意味深長なモチーフに、微妙な構成。
何かを得ようとしても、スルリとかわされるような感じは、FIX展チラシの彼女のコメント文にも象徴されてるような感じです。
ですが、ここの所の発表のいくつかを見て、何となく、その感じがつかめたような気もするのですが・・・しかし、だから「解った!」ということはなく、パンのカケラを目印に道端に残したものの、帰りはカラスが食べてしまっていて、また迷ってしまった、みたいな・・・。
ただ、作品の面白さは随分と増してきています。
最近、彼女の作品を見て、この容易に掴めないということは、要するに「簡単に消費されない」ということでもあり、安易なキャラこそなくて記号化されにくいぶん、長く付き合える作品ということではないか?と思ったりしました。
結構、若手作家の中で、いい作家なんですが、もう既に僕の中で飽きがきていて、消費されつつある作家が何人かいる中、このペースで発表しながらも安易に消費されない作家は、強いのではないかな~、と思ってます。
急激なブレイクと言うやつは、芸人を見れば一目瞭然で、美術作家でも◯◯◯◯とか××××とか、今どうしてるんやろな~?何て人はたくさんいます。
パッと開いてサッと散るのも悪くはないですが、じわじわ~っと地に根をはっていく植物は強い気がしますしね。
話がだいぶそれましたが、僕も作家の作品の上っ面の単層のみで情報を得るような見方をしてしまうことが多いので、彼らの粘り強い制作態度を見習わなければ、と思う次第です。
「多層の真実」とこれまた意味深長なタイトルで、フォトショップのレイヤーすらまともに使いこなせない単細胞の僕ではなかなか真実に辿り着けそうにないですが、当面はその掴めない感じに翻弄される様を楽しみたいと思っています。
そして、その他、四月下旬は丸尾直子さんと足高寛美さんの個展や、尾柳佳枝さんの個展もあります。
足高寛美 個展 「triangle」
MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w (room pfs)
2009年4月24日(金)~5月10日(日)12:00~19:00(最終日~17:00)月曜休廊
髪の毛を使った造形作家は数多くいるけど、それでも使うということは、単なる素材の意味や面白さだけでは留まらない何かがあるに違いない。
丸尾直子 個展 「空白」
MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w(room w)
2009年4月24日(金)~5月15日(金)12:00~19:00(最終日~17:00)月曜休廊
丸尾さんは大学の後輩で、2期生では数少ない作家活動を続けてる作家さんです。
黙々と自分のペースで制作発表されてる様には頭が下がります。
というわけで、素敵女史作家たちに滅法弱い、極私的アートピックでした。
今日の鼻歌:
♪無愛想な風 いつまで~ 追うほどに逃げて どこまで~ それでも君は知らぬふり どこまで俺をくるしめる やれる~ものならやればいい 君の好きに 勝手にするがいいさ~
*ブッチャーズの名曲、「四月」。今回は曽我部恵一のカバーバージョンで。
今日もビル・ヴィオラ・・・じゃなくてビール日和。
ヒルビールといきたいとこですが、我慢我慢我慢。
桜は散ってしまいましたが、桜の木の下でイチャつく田辺誠一と大塚寧々の出てるTVCMを見ると、
つい、「三代目魚武」を思い出してしまう、ミスター判官びいきの私です。
「花束を贈りたい、俺に!」(やったかな?)
や、嫌いじゃなかったですけどね。
「ソリトン」とか見てたな~。今どうしてるんやろな~?
(叫ぶ詩人の会、ドリアンさんとかも)
ですが、やはり花束は素敵な女性に贈りたい、というわけでアートピック。
前回は野郎ばっかだったので、今度は女性中心に。
「Truth of Multilayer」
塩崎優 柴田主馬 吉岡千尋
2009年4月21日(火)~26日(日)12:00~19:00(最終日は18:00)
同時代ギャラリー
です。
吉岡さんは、何度か書いた「ウズイチアトリエ」で制作されてる作家さん。
塩崎さん、柴田さんも、2月にオープンアトリエが行われてた「桂スタジオ」で制作されてる作家さんです。
いやーしかし、吉岡さんは昨年11月くらいから、月1ペースの発表ですな。
堀尾貞治さんバリです。
吉岡さんの作品は、テンペラ技法等を使った絵画やオブジェ等で、2年ほど前から何度か見てたのですが、正直僕には掴めない感じの作家さんの1人でした。
意味深長なモチーフに、微妙な構成。
何かを得ようとしても、スルリとかわされるような感じは、FIX展チラシの彼女のコメント文にも象徴されてるような感じです。
ですが、ここの所の発表のいくつかを見て、何となく、その感じがつかめたような気もするのですが・・・しかし、だから「解った!」ということはなく、パンのカケラを目印に道端に残したものの、帰りはカラスが食べてしまっていて、また迷ってしまった、みたいな・・・。
ただ、作品の面白さは随分と増してきています。
最近、彼女の作品を見て、この容易に掴めないということは、要するに「簡単に消費されない」ということでもあり、安易なキャラこそなくて記号化されにくいぶん、長く付き合える作品ということではないか?と思ったりしました。
結構、若手作家の中で、いい作家なんですが、もう既に僕の中で飽きがきていて、消費されつつある作家が何人かいる中、このペースで発表しながらも安易に消費されない作家は、強いのではないかな~、と思ってます。
急激なブレイクと言うやつは、芸人を見れば一目瞭然で、美術作家でも◯◯◯◯とか××××とか、今どうしてるんやろな~?何て人はたくさんいます。
パッと開いてサッと散るのも悪くはないですが、じわじわ~っと地に根をはっていく植物は強い気がしますしね。
話がだいぶそれましたが、僕も作家の作品の上っ面の単層のみで情報を得るような見方をしてしまうことが多いので、彼らの粘り強い制作態度を見習わなければ、と思う次第です。
「多層の真実」とこれまた意味深長なタイトルで、フォトショップのレイヤーすらまともに使いこなせない単細胞の僕ではなかなか真実に辿り着けそうにないですが、当面はその掴めない感じに翻弄される様を楽しみたいと思っています。
そして、その他、四月下旬は丸尾直子さんと足高寛美さんの個展や、尾柳佳枝さんの個展もあります。
足高寛美 個展 「triangle」
MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w (room pfs)
2009年4月24日(金)~5月10日(日)12:00~19:00(最終日~17:00)月曜休廊
髪の毛を使った造形作家は数多くいるけど、それでも使うということは、単なる素材の意味や面白さだけでは留まらない何かがあるに違いない。
丸尾直子 個展 「空白」
MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w(room w)
2009年4月24日(金)~5月15日(金)12:00~19:00(最終日~17:00)月曜休廊
丸尾さんは大学の後輩で、2期生では数少ない作家活動を続けてる作家さんです。
黙々と自分のペースで制作発表されてる様には頭が下がります。
というわけで、素敵女史作家たちに滅法弱い、極私的アートピックでした。
今日の鼻歌:
♪無愛想な風 いつまで~ 追うほどに逃げて どこまで~ それでも君は知らぬふり どこまで俺をくるしめる やれる~ものならやればいい 君の好きに 勝手にするがいいさ~
We Love butchers
オムニバス、浅野忠信、曽我部恵一、山野直子、ASA-CHANG、ショコラ、EYE、GREAT3、EL-MALO、Chara
MCAビクター
1999-06-18
(Amazonおすすめ度)
CD
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*ブッチャーズの名曲、「四月」。今回は曽我部恵一のカバーバージョンで。
by kiuchism
| 2009-04-19 18:26
| アートピック