2009年 06月 21日
幸せを見届け、僕は二度寝る |
さて、日曜の真っ昼間からブログしたためてます。
雨ですね。木内です。
何もない、だらんとした独り日曜、は何だか久しぶり。
昨晩も「ケータイ大喜利」とか「今夜もハッスル!」とか見ながら缶ビールでも、と思ってたのですが、少し横になっただけでそのまま寝てしまい、じと~っとした寝汗とともに目覚め。
ブログでも書こうか、と思ったのですが、その気力もなく、「木内は二度寝る」。
そんな自身の平凡な日々とは裏腹に、先週末は他人の幸せを二つ、眺めることに。
(あ、「アッチの方」の幸せね♡)
一つ目は金曜の夜。
その日は放課後展出品作家、笹倉洋平くん夫人のAさん主催、「天満会」(?)。
お呼ばれしましたので、仕事終わりで大阪へ。
ちょっとだけ西天満の画廊回って、そのままテンマまで歩くトンマ天狗。
JR天満駅界隈に行くのは初めてで、地図あったとはいえ店わからず駅前でウロウロ。
同じく、参加されるKさんより「店わからない」との電話あったので、「じゃとりあえず改札で・・」なんて話してた所、目の前に同じく参加予定のYさんが。
「あ、Yさんいるわ。場所わかるかも・・・」
と会話しながら、Yさんの方を見ると、お隣に見知らぬ若い女性。
よく見ると、繋ごうとした手を、僕に気づいてか、ささっと離そうとしている・・。
「え?そっれてもしかしして、そういうことなのかしら~~」
と思いつつ挨拶し、Yさんも軽く慌てつつ、「彼女です。」と紹介される。
え~っ!?いつの間に!
この前まで僕と「同盟」関係だったはずやろ!
と思いつつ、とりあえず僕はKさんと合流し、お店へ。
Yさんはてっきりその彼女と一緒に来るのかと思っていたのですが、彼女を見送ってからお店へ。
先に店に着いた僕はそのことを早速メンバーに報告し、後はその「ネタ」肴に皆でYさんつついて呑もう、という算段。
ですが、Yさん来て、その話をするも、なんせまだ1週間、という超ホットな感じ。
ひやかしも全てのろけで返される、という始末。
ああ、しかしY氏も僕より年上なのに、高校生のような純真さ。
ひやかしつつも羨ましい。
そんな感じで天満会は、楽しく終了。
「今から唄いに行こうか~!」
みたいな、帰りたくないハッピー野郎Y氏をかわして、帰ることに。
や、僕もまだ帰りたくなかったのですが、翌日は朝から「もう一つの幸せ」を見届けないと行けない予定だったので、仕方なく帰りました。
というわけでYさん、とりあえずおめでとうございます。
二つ目は土曜日。
翌朝、二日酔いで起床。
昨日の「大魔王」がまだ少し後頭部に、「♪おと~~うさん、おとうさ~~ん!」と奏でています。
この日は仕事休みで、親戚の結婚式に出席。
「いとこの結婚式」というやつです。
や、別に頭脳警察の歌のように、やさぐれた気持ちではないですよ。
もう大人ですから。
そういうのはちゃんと務めなければいけない。
しかし、「家族で参加」がやはり苦手で、できればこの家族で公の場に出たくない。
車の免許と車を持つのも僕だけなので、おおよそ式場には不似合いな汚い軽バンで家族とともに会場入り。
車なのでお酒は呑めませんが、この家族で電車に乗ることを考えれば、車でこっそりいく方がマシ。
とにかく、最近特に家族行動がイヤでイヤで。
そこには、ええとしこいてみな独身で、広がらない家族、皆実家に居て誰ひとり「正社員」ではない状態。
自活できない者たちの集まり。
こういうことのある度に「ああ、早くここを離れて、自活しなければ」と思うも、結局そうできない自分が情けない。
また、そういう「家族の気恥ずかしさ」はやはり母親が居なくなってからさらに大きくなり、そういう所を一番フォローし、世間体のバランスを取っていた人を失っていることを、あらためて実感した。
で、やはり結婚式にしろ何にしろ、儀式というのは基本面倒くさく、かつ、その式をスムーズに行うときの世間体の為に、隠蔽せざるを得ない部分が多くあって、どうしてもそっちが気になってしまう・・。
・・・あ、別に異を唱えてるわけではないですよ。
もちろんいとこの結婚は祝福してますし、できるだけ、式も楽しみながら門出を祝いたい、ということでのぞんでいます。
そんな感じで式。
チャペルのやつはTさん以来。
やはり神父さんは西洋人。カタコトの日本語で、
「病メル時モ、健ヤカナル時モ~」
これはやはり定番。
Tさんの時も思ったのですが、まるでコントのようなこのカタコト日本語。
や、やっぱり神父さんはカタコトやないとね。
関西弁で流暢に「甲子園に駐車場はおまへ~~ん」とかだったら、雰囲気でませんわな。
もしかして、「なるべくカタコトで」とか言われてたりするんかな。
そんなこと思いつつ、賛美歌もちゃんと唄い(すっかり慣れました)誓いのキッス。
あれ、「頬にキッス」やん。
Tさんの時はガッツリ「唇」やったで!流派がいろいろあるんかな?
「そ~れ!くっちびるっ!くっちびるっ!」
と、心の中でコールする、テレビ見過ぎの従兄弟のおっさんです。
そのあと、披露宴、美味しい料理、数々の余興等あり、式終了。
これがたぶん、「一般的な」(というとまるで自分が「特別な」存在のようですが、そういうつもりではなく)「幸せ」の形。
流れるジュディマリやドリカムの曲を聞いては「ああ、こういう曲がええな~と思うような感性は完全にどっかに捨て去ってしまったな~」と思い、流暢な司会の女性に、どうしても友近のネタを思い出してしまう、拗ねた従兄弟の僕ですが、ま、今田耕司の「冒冒グラフ」コント内のセリフを借りれば、
「ベタこそ、ベターなり!」
ということで。
自身や家族の恥ずかしさはとりあえず忘れて、祝福です。
ま、このブログも親戚にガッツリバレてしまいましたしね。
というわけで、このような汚い場末の場所から失礼ですが、Tくん、Yさん、末永くお幸せに。
また、我が家族で式のあるときは・・・・や、多分、祝いの式のある可能性は極めて低いですが。
よろしくお願いします。
そんな、他人の幸せを見届けた2日間の閉めは、
「金欠病です、ギャラの支払いお願いします」
とメールしてきた友人に支払いに行って、このブログの冒頭にもどります。
今日の鼻歌:
♪さようなら~ 世界夫人よ さあまた 若くつやつやと身を飾れ~
♪僕等は~ 君の 泣き声と君の 笑い声には~ も~~う飽きた~~
雨ですね。木内です。
何もない、だらんとした独り日曜、は何だか久しぶり。
昨晩も「ケータイ大喜利」とか「今夜もハッスル!」とか見ながら缶ビールでも、と思ってたのですが、少し横になっただけでそのまま寝てしまい、じと~っとした寝汗とともに目覚め。
ブログでも書こうか、と思ったのですが、その気力もなく、「木内は二度寝る」。
そんな自身の平凡な日々とは裏腹に、先週末は他人の幸せを二つ、眺めることに。
(あ、「アッチの方」の幸せね♡)
一つ目は金曜の夜。
その日は放課後展出品作家、笹倉洋平くん夫人のAさん主催、「天満会」(?)。
お呼ばれしましたので、仕事終わりで大阪へ。
ちょっとだけ西天満の画廊回って、そのままテンマまで歩くトンマ天狗。
JR天満駅界隈に行くのは初めてで、地図あったとはいえ店わからず駅前でウロウロ。
同じく、参加されるKさんより「店わからない」との電話あったので、「じゃとりあえず改札で・・」なんて話してた所、目の前に同じく参加予定のYさんが。
「あ、Yさんいるわ。場所わかるかも・・・」
と会話しながら、Yさんの方を見ると、お隣に見知らぬ若い女性。
よく見ると、繋ごうとした手を、僕に気づいてか、ささっと離そうとしている・・。
「え?そっれてもしかしして、そういうことなのかしら~~」
と思いつつ挨拶し、Yさんも軽く慌てつつ、「彼女です。」と紹介される。
え~っ!?いつの間に!
この前まで僕と「同盟」関係だったはずやろ!
と思いつつ、とりあえず僕はKさんと合流し、お店へ。
Yさんはてっきりその彼女と一緒に来るのかと思っていたのですが、彼女を見送ってからお店へ。
先に店に着いた僕はそのことを早速メンバーに報告し、後はその「ネタ」肴に皆でYさんつついて呑もう、という算段。
ですが、Yさん来て、その話をするも、なんせまだ1週間、という超ホットな感じ。
ひやかしも全てのろけで返される、という始末。
ああ、しかしY氏も僕より年上なのに、高校生のような純真さ。
ひやかしつつも羨ましい。
そんな感じで天満会は、楽しく終了。
「今から唄いに行こうか~!」
みたいな、帰りたくないハッピー野郎Y氏をかわして、帰ることに。
や、僕もまだ帰りたくなかったのですが、翌日は朝から「もう一つの幸せ」を見届けないと行けない予定だったので、仕方なく帰りました。
というわけでYさん、とりあえずおめでとうございます。
二つ目は土曜日。
翌朝、二日酔いで起床。
昨日の「大魔王」がまだ少し後頭部に、「♪おと~~うさん、おとうさ~~ん!」と奏でています。
この日は仕事休みで、親戚の結婚式に出席。
「いとこの結婚式」というやつです。
や、別に頭脳警察の歌のように、やさぐれた気持ちではないですよ。
もう大人ですから。
そういうのはちゃんと務めなければいけない。
しかし、「家族で参加」がやはり苦手で、できればこの家族で公の場に出たくない。
車の免許と車を持つのも僕だけなので、おおよそ式場には不似合いな汚い軽バンで家族とともに会場入り。
車なのでお酒は呑めませんが、この家族で電車に乗ることを考えれば、車でこっそりいく方がマシ。
とにかく、最近特に家族行動がイヤでイヤで。
そこには、ええとしこいてみな独身で、広がらない家族、皆実家に居て誰ひとり「正社員」ではない状態。
自活できない者たちの集まり。
こういうことのある度に「ああ、早くここを離れて、自活しなければ」と思うも、結局そうできない自分が情けない。
また、そういう「家族の気恥ずかしさ」はやはり母親が居なくなってからさらに大きくなり、そういう所を一番フォローし、世間体のバランスを取っていた人を失っていることを、あらためて実感した。
で、やはり結婚式にしろ何にしろ、儀式というのは基本面倒くさく、かつ、その式をスムーズに行うときの世間体の為に、隠蔽せざるを得ない部分が多くあって、どうしてもそっちが気になってしまう・・。
・・・あ、別に異を唱えてるわけではないですよ。
もちろんいとこの結婚は祝福してますし、できるだけ、式も楽しみながら門出を祝いたい、ということでのぞんでいます。
そんな感じで式。
チャペルのやつはTさん以来。
やはり神父さんは西洋人。カタコトの日本語で、
「病メル時モ、健ヤカナル時モ~」
これはやはり定番。
Tさんの時も思ったのですが、まるでコントのようなこのカタコト日本語。
や、やっぱり神父さんはカタコトやないとね。
関西弁で流暢に「甲子園に駐車場はおまへ~~ん」とかだったら、雰囲気でませんわな。
もしかして、「なるべくカタコトで」とか言われてたりするんかな。
そんなこと思いつつ、賛美歌もちゃんと唄い(すっかり慣れました)誓いのキッス。
あれ、「頬にキッス」やん。
Tさんの時はガッツリ「唇」やったで!流派がいろいろあるんかな?
「そ~れ!くっちびるっ!くっちびるっ!」
と、心の中でコールする、テレビ見過ぎの従兄弟のおっさんです。
そのあと、披露宴、美味しい料理、数々の余興等あり、式終了。
これがたぶん、「一般的な」(というとまるで自分が「特別な」存在のようですが、そういうつもりではなく)「幸せ」の形。
流れるジュディマリやドリカムの曲を聞いては「ああ、こういう曲がええな~と思うような感性は完全にどっかに捨て去ってしまったな~」と思い、流暢な司会の女性に、どうしても友近のネタを思い出してしまう、拗ねた従兄弟の僕ですが、ま、今田耕司の「冒冒グラフ」コント内のセリフを借りれば、
「ベタこそ、ベターなり!」
ということで。
自身や家族の恥ずかしさはとりあえず忘れて、祝福です。
ま、このブログも親戚にガッツリバレてしまいましたしね。
というわけで、このような汚い場末の場所から失礼ですが、Tくん、Yさん、末永くお幸せに。
また、我が家族で式のあるときは・・・・や、多分、祝いの式のある可能性は極めて低いですが。
よろしくお願いします。
そんな、他人の幸せを見届けた2日間の閉めは、
「金欠病です、ギャラの支払いお願いします」
とメールしてきた友人に支払いに行って、このブログの冒頭にもどります。
今日の鼻歌:
♪さようなら~ 世界夫人よ さあまた 若くつやつやと身を飾れ~
♪僕等は~ 君の 泣き声と君の 笑い声には~ も~~う飽きた~~
by kiuchism
| 2009-06-21 13:19
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