2009年 07月 27日
ハナオカノブヒ論 |
呑んでばっかでR。
いや、まあこのままだとこの夏は・・ではなくこの夏も、バカンスもロマンスもないデカダンスな日々で終って行きそうなんです。
ですからせめて、貴重な友人知人と酒席をご一緒する機会はできるだけ積極的に参加して、ビールの泡で憂さを晴らしても、いいでしょう?ねえ?
てなことで、この日に行く予定してなかったのですが、Kさんと女神Mさんが行く、という情報が前日に入ったので、
ムラギしマナヴさんの
「琉球・ストレンジ・ビュー(夢幻琉球つるヘンリー絵画資料展)」
の初日に顔出してきました。
や、映画資料展と聞いてたものですから、ガッツリ作品がある展覧会じゃないものを想像してたのですが、実際は、「ガッツリ」ありました。
実際に映画で使われていた作品含む、沖縄の紙を使ったコラージュとドローイング、それに写真や資料が、これまた氏お得意の「空間をコラージュする」という感じで壁全体を覆っている。
また、会場である「其の延長」の壁が、フラットではなくて木材を並べた上に白く塗ってある「横縞」ラインの壁だから、それ自体が巨大な大学ノートに見える。
10年前の作品、だそうですが、鮮度は落ちず。
放課後展ともまた違う、ムラギしさんのコラージュ展、という感じです。
ですので、映画自体はまた別として、楽しめる展覧会となってます。
夜8時から、ということなんで、皆さまも画廊周りの後の食事終わりくらいにフラっと立ち寄って下さい。
そんで、そこでビール一杯だけ呑んで、さらに移動。
放課後展の木内イベントの打ち上げで池上さんたちと行った、「勝屋」。

当ブログではすっかりおなじみ、「箸を持つ女神の図」。
Mさんは最近、女神の他、「女王」「妖精」等のあだ名が。
しかし、ここは安くて美味い。
「本当に1500円のコースですか?」と途中で店員さんに思わず聞いてもた。
夏休みみたいで深夜なのに店をウロウロしてるお店の子供さんがかわいい!
そして相変わらず、狭い周辺美術の話。
「最近のイケテル具象ペインターの作品にはたいてい『鹿』が描かれてるんですよ~」
と、井上公造ばりのテキトーな憶測トーク。
や、崇高なる「画題」の話?違うか?
さすがに作家4人そろうと、そんな話ばっかりなので、ちょっと流れ変えてみようと、
「こち亀実写版の両さんが香取くんってどうよ?」
なんつって話始めたら、流れ流れて、村上春樹の話。
このブログで「作家」というと基本「美術作家」のことを指す事が多いのですが、世間一般では「作家」といえば「文学」の作家のこと。
村上春樹って、なんかみんな読んでるよね~、なんて気軽に思ってたら、なんと4人中3人が読んでいた!
もちろん、全く読んだことないのは僕だけです。
で、話が村上春樹トークになり、
「ドーナツ食べるよね~」「スパゲティーゆでるよね~」
等々。筆者、まったくわからず、置いてけぼり。

「置いてけ~、置いてけ~」
いや、本当にビックリするくらい、みんな読んでます。
読んでない僕のほうが、奇跡です。
ってうか、そもそも僕は「本」そのものを全く読んでない。
文学だけじゃなく、随筆、学術、哲学、ハウツー、マンガ、新聞、その他諸々。
本と言うものを本当に読んでない自分に気付く。
や、本だけじゃなく、映画もほとんど見ないし、最近の音楽なんかも知らない。
好きな作家(文学の)も特にいない。
「ジブリ」作品も「紅の豚」以降、全く見ていない。
ああ、本当に僕は何も知らない。ムチノチ、ムチノチ、ムチノチ。
♪そっそ、ソックラテスかプラトンか~。
何でやろ?
興味がないワケじゃないのですがね。
おそらく、もう自分が好きなものすら自分で決められないような、なんか
「文化不感症」に陥ってるのかも知れません。
おそらく成人男子で、そういう状態に陥った人は、パチンコとか風俗とか、単純な快楽の方に行くのでしょうが、僕の場合それが、「美術鑑賞」になってるのかも。
そんな感じですが、会はたのしく、自身は置いてけ堀でも皆さん楽しそうなんで、ダラダラっとええ時間。
翌日仕事なかったら朝まで続きそうな感じでしたが、惜しくも解散。
ああ、呑んだり喋ったりと楽しいのですが、翌6時起き。
睡眠不足とどんより蒸し蒸し天気のせいで、仕事ではケアレスながら重大ミス連発。
明日は郵便仕事は休みなんですが、電話とか掛かってくるやろか?おお恐っ!
ですが、今週末も楽しい呑みが待ってます。
金曜も残業無かったら、勇気をふりしぼって芦田尚美さんの個展のオープニングに行ってみようかな、と思っとります。
・・・で、木内くん、制作は?
今日の鼻歌:
♪この細く美しいワイヤーが切れるまでと~ この細く美しいワイヤーが切れるまでと~この細く美しいワイヤーが切れるまでと~ この細く美しいワイヤーが切れるまでとーっ!
いや、まあこのままだとこの夏は・・ではなくこの夏も、バカンスもロマンスもないデカダンスな日々で終って行きそうなんです。
ですからせめて、貴重な友人知人と酒席をご一緒する機会はできるだけ積極的に参加して、ビールの泡で憂さを晴らしても、いいでしょう?ねえ?
てなことで、この日に行く予定してなかったのですが、Kさんと女神Mさんが行く、という情報が前日に入ったので、
ムラギしマナヴさんの
「琉球・ストレンジ・ビュー(夢幻琉球つるヘンリー絵画資料展)」
の初日に顔出してきました。
や、映画資料展と聞いてたものですから、ガッツリ作品がある展覧会じゃないものを想像してたのですが、実際は、「ガッツリ」ありました。
実際に映画で使われていた作品含む、沖縄の紙を使ったコラージュとドローイング、それに写真や資料が、これまた氏お得意の「空間をコラージュする」という感じで壁全体を覆っている。
また、会場である「其の延長」の壁が、フラットではなくて木材を並べた上に白く塗ってある「横縞」ラインの壁だから、それ自体が巨大な大学ノートに見える。
10年前の作品、だそうですが、鮮度は落ちず。
放課後展ともまた違う、ムラギしさんのコラージュ展、という感じです。
ですので、映画自体はまた別として、楽しめる展覧会となってます。
夜8時から、ということなんで、皆さまも画廊周りの後の食事終わりくらいにフラっと立ち寄って下さい。
そんで、そこでビール一杯だけ呑んで、さらに移動。
放課後展の木内イベントの打ち上げで池上さんたちと行った、「勝屋」。

当ブログではすっかりおなじみ、「箸を持つ女神の図」。
Mさんは最近、女神の他、「女王」「妖精」等のあだ名が。
しかし、ここは安くて美味い。
「本当に1500円のコースですか?」と途中で店員さんに思わず聞いてもた。
夏休みみたいで深夜なのに店をウロウロしてるお店の子供さんがかわいい!
そして相変わらず、狭い周辺美術の話。
「最近のイケテル具象ペインターの作品にはたいてい『鹿』が描かれてるんですよ~」
と、井上公造ばりのテキトーな憶測トーク。
や、崇高なる「画題」の話?違うか?
さすがに作家4人そろうと、そんな話ばっかりなので、ちょっと流れ変えてみようと、
「こち亀実写版の両さんが香取くんってどうよ?」
なんつって話始めたら、流れ流れて、村上春樹の話。
このブログで「作家」というと基本「美術作家」のことを指す事が多いのですが、世間一般では「作家」といえば「文学」の作家のこと。
村上春樹って、なんかみんな読んでるよね~、なんて気軽に思ってたら、なんと4人中3人が読んでいた!
もちろん、全く読んだことないのは僕だけです。
で、話が村上春樹トークになり、
「ドーナツ食べるよね~」「スパゲティーゆでるよね~」
等々。筆者、まったくわからず、置いてけぼり。

「置いてけ~、置いてけ~」
いや、本当にビックリするくらい、みんな読んでます。
読んでない僕のほうが、奇跡です。
ってうか、そもそも僕は「本」そのものを全く読んでない。
文学だけじゃなく、随筆、学術、哲学、ハウツー、マンガ、新聞、その他諸々。
本と言うものを本当に読んでない自分に気付く。
や、本だけじゃなく、映画もほとんど見ないし、最近の音楽なんかも知らない。
好きな作家(文学の)も特にいない。
「ジブリ」作品も「紅の豚」以降、全く見ていない。
ああ、本当に僕は何も知らない。ムチノチ、ムチノチ、ムチノチ。
♪そっそ、ソックラテスかプラトンか~。
何でやろ?
興味がないワケじゃないのですがね。
おそらく、もう自分が好きなものすら自分で決められないような、なんか
「文化不感症」に陥ってるのかも知れません。
おそらく成人男子で、そういう状態に陥った人は、パチンコとか風俗とか、単純な快楽の方に行くのでしょうが、僕の場合それが、「美術鑑賞」になってるのかも。
そんな感じですが、会はたのしく、自身は置いてけ堀でも皆さん楽しそうなんで、ダラダラっとええ時間。
翌日仕事なかったら朝まで続きそうな感じでしたが、惜しくも解散。
ああ、呑んだり喋ったりと楽しいのですが、翌6時起き。
睡眠不足とどんより蒸し蒸し天気のせいで、仕事ではケアレスながら重大ミス連発。
明日は郵便仕事は休みなんですが、電話とか掛かってくるやろか?おお恐っ!
ですが、今週末も楽しい呑みが待ってます。
金曜も残業無かったら、勇気をふりしぼって芦田尚美さんの個展のオープニングに行ってみようかな、と思っとります。
・・・で、木内くん、制作は?
今日の鼻歌:
♪この細く美しいワイヤーが切れるまでと~ この細く美しいワイヤーが切れるまでと~この細く美しいワイヤーが切れるまでと~ この細く美しいワイヤーが切れるまでとーっ!
by kiuchism
| 2009-07-27 23:42
| 木内研究記