2009年 07月 30日
もうオソいのや・・・ |
さて、この時の冒頭の「イライラ、モヤモヤする出来事」についてです。
その原因は、以下の展覧会のせいです。
We love レトロ印刷 vol.2
「A3の可能性 クリエイターズペーパー展」
日時:8/1(土 )~8/31(月)12:00~20:00(日祝~19:00)水曜、第ニ土曜日、休廊
会場:オソブランコ
これは、昨年同会場で行われた、「大人のたしなみ 一筆箋展」と同じシリーズの第二弾。
放課後展で協賛して下さった、レトロ印刷さんとオソブランコさんの共同企画の展覧会で、各クリエータさんがレトロ印刷さんの印刷技術を使って何かを作り、展示販売するという展覧会です。
で、何でこれに腹立ってるかというと・・・。
見ての通り、第一弾の「一筆箋」は出品してたのですが、今回は「外された」のです。
この話はオソさんから、「第二弾はA3でやりますよ~」と聞いてたので、てっきりそれは、「その時もよろしく」の意味だと思い、参加する気満々。
アイデアもだいたい決まってきていて、先日の放課後展でレトロ印刷さんに挨拶に行った際なんかには、
「また、オソさんとこの展覧会でお世話になると思いますので、よろしくお願いしす!」
なんてハリキッて言ったりなんかしてました。
で、放課後展の頃、見に来下さってた現代美術二等兵・籠谷さんが、
「あ、昨日依頼のメール来てたわ」
とおっしゃってたので、
「じゃ、うちにもそろそろ来るはずですね~」
とか言ってました。
で、バタバタしてそのこと忘れてたのですが、ふと、
「あれ~、あの話、まだ来てへんな~、なんか連絡行き違いとかかな~」
と思ってふと、オソさんのページみたら、既にチラシが上がってた・・・。
もちろん、僕の名前は見当たらず・・・。
「何~~!どいういう事やねん!」
ということで、電話して、直接オソブランコに乗り込む。
はい、この時点で皆さんお気付きだと思われますが、オソブランコさんには全く問題ありません。
単に、僕が勘違いしてるだけの話であります。
しかしながら、何故声かからなかったのか?
確かに昨年、その段取りの悪さに意見した(僕は〆切にちゃんと間に合わせて提出したのに、向こうのトラブルで、〆切に間に合ってない作家、とされていた)し、売り上げも低い方でした。
切られて当然、な作家かもしれません。
しかし、今回の参加メンバーはほぼ前回のメンバーとさほど変更なく(人数は減ってますが)、また何より、wksさんとかパンタロンさんとか、美術作家じゃない人達まで含まれている。
(但し、wksさんもパンタロンさんも、ギャラリー兼デザイナーさんなので、クリエイターさんですが。)
ギャラリーの方が参加してるのに、美術作家の僕が外された。
もう、小ちゃくてしょーもない僕のプライドはズタズタです。
広く、「美術」という言葉をとらえて、俯瞰すると、大きく分けて
「ハイカルチャー(とされてるもの)」と「サブカルチャー(とされてるもの)」があり、その二つの間には、イムジン川のように大きな川が流れていて、隔たれている。
この両者の確執問題を書くと長くなるのでまたにしますが、この件だと「ハイカル」側バリバリの方にしたら、
「何をそんな雑貨屋併設のギャラリー相手に一喜一憂しとんねん!」
と思われる方もいるかもしれません。
ただ、自身は、「作り手」として、また鑑賞者としては、「ハイ」も「サブ」も隔てなく、面白い事がしたい、と思ってますし、また好きな表現者には、その間の川など平気で行き来してる人が多い。
有名なコマーシャル画廊だろうと、場末の貸画廊だろうと、美術館だろうと、小学校だろうと、やると決めたら全力で取り組む、全力で楽しむ。
そんな美学に憧れているのです。
なので、基本、「ハイカル(とされてるもの)」のフィールドをうろちょろしてますが、そういう人達にナメられてる場所だろうと、面白いと思えば関わっていきたいと常々思ってるんです。
オソブランコさんも、そういうとこには意識的で、よくそういう話をしていただけに・・・。
で、直接行って
「なんで?なんで?」とダダをこねる。
何となく、とにかく人数絞った、ということで、僕は企画意図から外れただけ、と言ったニュアンスの返答でした。
とりあえず直接言ったので、諦めはつきましたが、これで僕は今年の楽しみな展覧会が一つ無くなってしまいました。
ああ、残念。ああ、悔し!
他にも今回外された人もいるし、オソさんの知らない「こういうもの向き」のクリエイターも多く知ってるので、別派閥でやったろか!とも思いましたが、や、良くないですね、そういうの。
ああ、僕は、この展覧会と、muzzの両方からオファーのある、中山恵美さんのような作家さんが羨ましくて仕方が無い!
ま、要するに、僕はまだまだ魅力的な作家ではない、ということです。
うぐぐぐ~、ぐやじ~ ぐやじ~!!(毛布かじりながら)。
とか言っても、なんだかんだでオソさんは放課後展のスポンサーさんですし、店には「キウチコーナー」作ってもらってます。
駄々こねちゃ、だめですね。
というわけで、本当に悔しいので、絶対綺麗になってやる!・・・ではなくて、絶対見に行ってやる!
僕なんかより遥かに魅力的なクリエイターさんの展覧会、皆様もぜひ!
(あと、木内シンパの皆様は、見に行ったあと、わざと「今回木内さんのは無いんですか~?」と言いましょう。)
今日の鼻歌:
♪あの細く美しいワイヤーは 始めから無かったよ きっと神様のイタズ~ラ
♪切なさだとか はかなさだとか 運命だとか 言うけれど~ そんな言葉に 興味はないぜ ただ鉄の塊にまたが~って 揺らしてるだけ 自分の命 揺らしてるだけ~~~ぇ!
※今回のブログはどうみても「愚痴」なんですが、これは「愚痴」の形をとった展覧会紹介ですので、カテゴリーも「アートピック」としてます。
その原因は、以下の展覧会のせいです。
We love レトロ印刷 vol.2
「A3の可能性 クリエイターズペーパー展」
日時:8/1(土 )~8/31(月)12:00~20:00(日祝~19:00)水曜、第ニ土曜日、休廊
会場:オソブランコ
これは、昨年同会場で行われた、「大人のたしなみ 一筆箋展」と同じシリーズの第二弾。
放課後展で協賛して下さった、レトロ印刷さんとオソブランコさんの共同企画の展覧会で、各クリエータさんがレトロ印刷さんの印刷技術を使って何かを作り、展示販売するという展覧会です。
で、何でこれに腹立ってるかというと・・・。
見ての通り、第一弾の「一筆箋」は出品してたのですが、今回は「外された」のです。
この話はオソさんから、「第二弾はA3でやりますよ~」と聞いてたので、てっきりそれは、「その時もよろしく」の意味だと思い、参加する気満々。
アイデアもだいたい決まってきていて、先日の放課後展でレトロ印刷さんに挨拶に行った際なんかには、
「また、オソさんとこの展覧会でお世話になると思いますので、よろしくお願いしす!」
なんてハリキッて言ったりなんかしてました。
で、放課後展の頃、見に来下さってた現代美術二等兵・籠谷さんが、
「あ、昨日依頼のメール来てたわ」
とおっしゃってたので、
「じゃ、うちにもそろそろ来るはずですね~」
とか言ってました。
で、バタバタしてそのこと忘れてたのですが、ふと、
「あれ~、あの話、まだ来てへんな~、なんか連絡行き違いとかかな~」
と思ってふと、オソさんのページみたら、既にチラシが上がってた・・・。
もちろん、僕の名前は見当たらず・・・。
「何~~!どいういう事やねん!」
ということで、電話して、直接オソブランコに乗り込む。
はい、この時点で皆さんお気付きだと思われますが、オソブランコさんには全く問題ありません。
単に、僕が勘違いしてるだけの話であります。
しかしながら、何故声かからなかったのか?
確かに昨年、その段取りの悪さに意見した(僕は〆切にちゃんと間に合わせて提出したのに、向こうのトラブルで、〆切に間に合ってない作家、とされていた)し、売り上げも低い方でした。
切られて当然、な作家かもしれません。
しかし、今回の参加メンバーはほぼ前回のメンバーとさほど変更なく(人数は減ってますが)、また何より、wksさんとかパンタロンさんとか、美術作家じゃない人達まで含まれている。
(但し、wksさんもパンタロンさんも、ギャラリー兼デザイナーさんなので、クリエイターさんですが。)
ギャラリーの方が参加してるのに、美術作家の僕が外された。
もう、小ちゃくてしょーもない僕のプライドはズタズタです。
広く、「美術」という言葉をとらえて、俯瞰すると、大きく分けて
「ハイカルチャー(とされてるもの)」と「サブカルチャー(とされてるもの)」があり、その二つの間には、イムジン川のように大きな川が流れていて、隔たれている。
この両者の確執問題を書くと長くなるのでまたにしますが、この件だと「ハイカル」側バリバリの方にしたら、
「何をそんな雑貨屋併設のギャラリー相手に一喜一憂しとんねん!」
と思われる方もいるかもしれません。
ただ、自身は、「作り手」として、また鑑賞者としては、「ハイ」も「サブ」も隔てなく、面白い事がしたい、と思ってますし、また好きな表現者には、その間の川など平気で行き来してる人が多い。
有名なコマーシャル画廊だろうと、場末の貸画廊だろうと、美術館だろうと、小学校だろうと、やると決めたら全力で取り組む、全力で楽しむ。
そんな美学に憧れているのです。
なので、基本、「ハイカル(とされてるもの)」のフィールドをうろちょろしてますが、そういう人達にナメられてる場所だろうと、面白いと思えば関わっていきたいと常々思ってるんです。
オソブランコさんも、そういうとこには意識的で、よくそういう話をしていただけに・・・。
で、直接行って
「なんで?なんで?」とダダをこねる。
何となく、とにかく人数絞った、ということで、僕は企画意図から外れただけ、と言ったニュアンスの返答でした。
とりあえず直接言ったので、諦めはつきましたが、これで僕は今年の楽しみな展覧会が一つ無くなってしまいました。
ああ、残念。ああ、悔し!
他にも今回外された人もいるし、オソさんの知らない「こういうもの向き」のクリエイターも多く知ってるので、別派閥でやったろか!とも思いましたが、や、良くないですね、そういうの。
ああ、僕は、この展覧会と、muzzの両方からオファーのある、中山恵美さんのような作家さんが羨ましくて仕方が無い!
ま、要するに、僕はまだまだ魅力的な作家ではない、ということです。
うぐぐぐ~、ぐやじ~ ぐやじ~!!(毛布かじりながら)。
とか言っても、なんだかんだでオソさんは放課後展のスポンサーさんですし、店には「キウチコーナー」作ってもらってます。
駄々こねちゃ、だめですね。
というわけで、本当に悔しいので、絶対綺麗になってやる!・・・ではなくて、絶対見に行ってやる!
僕なんかより遥かに魅力的なクリエイターさんの展覧会、皆様もぜひ!
(あと、木内シンパの皆様は、見に行ったあと、わざと「今回木内さんのは無いんですか~?」と言いましょう。)
今日の鼻歌:
♪あの細く美しいワイヤーは 始めから無かったよ きっと神様のイタズ~ラ
♪切なさだとか はかなさだとか 運命だとか 言うけれど~ そんな言葉に 興味はないぜ ただ鉄の塊にまたが~って 揺らしてるだけ 自分の命 揺らしてるだけ~~~ぇ!
※今回のブログはどうみても「愚痴」なんですが、これは「愚痴」の形をとった展覧会紹介ですので、カテゴリーも「アートピック」としてます。
by kiuchism
| 2009-07-30 21:17
| アートピック