2009年 09月 30日
てな・ターナー(その1) |
雨が続きますな。
雨の中の郵便配達?そりゃ、辛いに決まってますやん!
って、甘えんなよ!
これが地球のカミナリってやつだ!・・じゃなくて、これが仕事というやつだ!
いくつになっても甘えん坊。どうも木内です。
今日の面白検索:「逆男彩 漆」
たぶん、彩さんの漆教室を紹介したブログに引っかかったのだと思いますが。
しかし、これ、何を調べたかったのでしょうかね?
(・・と、しつこく「木内シリーズ」で遊んでる人がいますが、出来が今イチですよー。)
----------
というわけで、お待ちかね、今度こそ、今さらながらのターナー見学会の報告です。
ま、既に数人のブロガーさんにレポートされてるのですが、一応「俺なりのレポ」を。
んで、先週土曜に書こうと思ったら、当のS君が、
「今日、京都に行きます~どうですか?軽く一杯?」
てな感じのメールをよこしてくる。
「いや、本日はブログ執筆せねばならぬ為、遠慮つかまつる・・」
と言えばいいのに、しんどい仕事、微妙に蒸し暑い天気、ああビール、水餃子、ピータンとトマトの冷奴、豚レバーとニラ炒め・・・。
言うてる間に、高級自転車で筆者アトリエに乗り付けるS君。
こりゃ、上海行くしかないわな・・・で、呑んだりしていて、レポートが遅れて・・・。
・・・言い訳はいいっての!
では、始めまーす。
(*文中の画像はクリックしていただくと、大きいサイズで見れます。)
----------
そもそも、何故見学会なのかというと、春に遡るのですが、ここでも登場「放課後の展覧会」。
ターナー色彩さんにはスポンサーということで、絵具の提供などをしていただいてました。
で、その際に、S君の方から「また工場見学しに来て下さい」と言われてまして、こちらも「ぜひぜひ」と言いながら、なかなかスケジュールが合わず、ようやく9月に実現した、という次第。

ですので、冠に「放課後展作家と行く」なんていちびったタイトル付けましたが、まあ、代表として僕と森田さんと、あとは希望者がいたら誰でもOKな感じで呼びかけたところ、参加者9人と取材の小吹さんで計10名の見学者。
なかなか絵具工場なんて1人じゃ見学できないですが、こういう形つくると、行きやすいってなもの。
僕としては、基本皆知ってる方々なんですが、参加者は知らない同士だから、新たな交流なんかも出来そうな気がして、なんか楽しい。
まるで、色んな色を混ぜて「どんな色になるかな~?」とドキドキするような・・・。
・・・あ、安い。相変わらず詩が安っぽい、そしてサブい。
そんな感じで13時。阪急神崎川集合。

軽い紹介などしつつ、工場へ。

実は僕は初めてじゃなくて、今回が2回目。
大学アシスタントの時、学生と先生と、授業で来た事があるのだ。

数年前の話なのですが、結構記憶がない。
「あ、たしかにこんな感じやったかな~」と思いつつ、S氏、小吹氏とも合流し、見学スタート。

絵具をネル様子、撹拌、検査、などなどを説明していただきながら見る。


できたて、とれたて、防腐剤がまだ入ってない状態の新鮮な絵具を味見する・・・わけはないですが。
とれたての絵具で「試ドローイング」とか、やったらオモロいかも。
こちらは不況の為、ついにターナーもお菓子製造に手をだす?
・・・ではなくて、こちらは廃棄物。水分飛ばして廃棄するとか。
その昔、絵具や塗料工場の立ち並ぶ神崎川は、その水が七色に染まってたとか、染まってなかったとか。
まさに、♪若かったあの頃、何も怖くなかった・・・ってそれは神田川。

「これを作品に使いたいとかいう現代美術作家いるんちゃう?」
さすが僕はI先生の教え子です。発想を受け継いでます。
また、絵具の耐久性を試すマシーンなどもありました。。
中を覗くと、紫外線などの光にさらされた色がクルクル回っていて、まるでマンゲキョウ。

撮影試みたのですが、猿が映っただけでした。
また、ターナーのお薦め屋内塗料「Jカラー」は、多数の基本色の他に、オーダーでオリジナル配合のブレンド色を、1缶分単位から注文できる、とのこと。

このように缶に直接色を入れて。

シェイクマシーンでシェイク!
と、ハイテクとローテクが絡み合う、なんともオモロな感じで一丁上がり。
これで頼めばオリジナルカラーが作れる、ということです。
館内の壁や床も、ターナーの塗料で塗られていて、床などは最近工場の職人さんが余った塗料で色作って塗り替えられたとか。
まさに「まかない塗料」ですな。
う~ん、しかし、いいですね。オリジナル色。
「クラインブルー」みたいに、色に名前がつく感じ。
参加者山岡さんにちなんで、「YAMAOKA BLACK」とか、カッコよくね?
あと、「ムラギしレッド」とか「FUZITAMAエメラルド」とか。
実際、ターナーでは新色として、マヤブルーなる、マヤ文明で使われていた色に近い感じの色の開発に成功したとか。
しかし、僕はどうしても「真矢ブルー」てな感じで、「真矢みき」を思い出して、Sっ気の強い感じを想像してしまい、何故かちょっと興奮してしまう。(何でや?)
他にも「マリッジブルー」とか「キドカラー大道」とか「キドクラッチ」とか・・・
・・・って関係あれへんがな。
(ああ、キドクラッチの動画が見たい!)
てな感じで、絵具制作関連の見学が一通り終り、今度は研究・検査のコーナーへ。
(・・・相変わらずの無駄話で、長くなってすいません。次回へ続きます。)
----------
さて、こちらはすでに報告された参加の皆様によるレポート一覧です。
各参加者それぞれの感想が読めて面白いざます。
ワイも負けへんでー!(何勝負?)
小吹隆文アートのこぶ〆
御存知こぶ〆。一番スタンダードなレポートです。
山岡敏明さんのブログ
左側の「工場見学」のとこをクリック!
写真紙芝居的になっていて、わかりやすくレポートされてます。
暫定版!フジタマブぶろぐ
参加者の御一人、フジタマさんのブログです。
工場から商店街、十三界隈まで味わい尽くす感じはさすがであります。
マツオ・アート・ログ
こちらは、参加者の作家、山内裕美さんが勤められている「松尾美術研究所」という神戸の画塾のブログです。
なんと、ここの主催はあの松尾直樹さん!塾長をされていたのですね。
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今日の鼻歌:
♪ワサ ワサッ 鮮やかな毎日 ワサ ワサッ カラフルな日々~
♪Aって Qって Uって Aって フレッシュ!・・フレッシュ!
雨の中の郵便配達?そりゃ、辛いに決まってますやん!
って、甘えんなよ!
これが地球のカミナリってやつだ!・・じゃなくて、これが仕事というやつだ!
いくつになっても甘えん坊。どうも木内です。
今日の面白検索:「逆男彩 漆」
たぶん、彩さんの漆教室を紹介したブログに引っかかったのだと思いますが。
しかし、これ、何を調べたかったのでしょうかね?
(・・と、しつこく「木内シリーズ」で遊んでる人がいますが、出来が今イチですよー。)
----------
というわけで、お待ちかね、今度こそ、今さらながらのターナー見学会の報告です。
ま、既に数人のブロガーさんにレポートされてるのですが、一応「俺なりのレポ」を。
んで、先週土曜に書こうと思ったら、当のS君が、
「今日、京都に行きます~どうですか?軽く一杯?」
てな感じのメールをよこしてくる。
「いや、本日はブログ執筆せねばならぬ為、遠慮つかまつる・・」
と言えばいいのに、しんどい仕事、微妙に蒸し暑い天気、ああビール、水餃子、ピータンとトマトの冷奴、豚レバーとニラ炒め・・・。
言うてる間に、高級自転車で筆者アトリエに乗り付けるS君。
こりゃ、上海行くしかないわな・・・で、呑んだりしていて、レポートが遅れて・・・。
・・・言い訳はいいっての!
では、始めまーす。
(*文中の画像はクリックしていただくと、大きいサイズで見れます。)
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そもそも、何故見学会なのかというと、春に遡るのですが、ここでも登場「放課後の展覧会」。
ターナー色彩さんにはスポンサーということで、絵具の提供などをしていただいてました。
で、その際に、S君の方から「また工場見学しに来て下さい」と言われてまして、こちらも「ぜひぜひ」と言いながら、なかなかスケジュールが合わず、ようやく9月に実現した、という次第。

ですので、冠に「放課後展作家と行く」なんていちびったタイトル付けましたが、まあ、代表として僕と森田さんと、あとは希望者がいたら誰でもOKな感じで呼びかけたところ、参加者9人と取材の小吹さんで計10名の見学者。
なかなか絵具工場なんて1人じゃ見学できないですが、こういう形つくると、行きやすいってなもの。
僕としては、基本皆知ってる方々なんですが、参加者は知らない同士だから、新たな交流なんかも出来そうな気がして、なんか楽しい。
まるで、色んな色を混ぜて「どんな色になるかな~?」とドキドキするような・・・。
・・・あ、安い。相変わらず詩が安っぽい、そしてサブい。
そんな感じで13時。阪急神崎川集合。
軽い紹介などしつつ、工場へ。
実は僕は初めてじゃなくて、今回が2回目。
大学アシスタントの時、学生と先生と、授業で来た事があるのだ。
数年前の話なのですが、結構記憶がない。
「あ、たしかにこんな感じやったかな~」と思いつつ、S氏、小吹氏とも合流し、見学スタート。
絵具をネル様子、撹拌、検査、などなどを説明していただきながら見る。
できたて、とれたて、防腐剤がまだ入ってない状態の新鮮な絵具を味見する・・・わけはないですが。
とれたての絵具で「試ドローイング」とか、やったらオモロいかも。
こちらは不況の為、ついにターナーもお菓子製造に手をだす?
・・・ではなくて、こちらは廃棄物。水分飛ばして廃棄するとか。
その昔、絵具や塗料工場の立ち並ぶ神崎川は、その水が七色に染まってたとか、染まってなかったとか。
まさに、♪若かったあの頃、何も怖くなかった・・・ってそれは神田川。
「これを作品に使いたいとかいう現代美術作家いるんちゃう?」
さすが僕はI先生の教え子です。発想を受け継いでます。
また、絵具の耐久性を試すマシーンなどもありました。。
中を覗くと、紫外線などの光にさらされた色がクルクル回っていて、まるでマンゲキョウ。
撮影試みたのですが、猿が映っただけでした。
また、ターナーのお薦め屋内塗料「Jカラー」は、多数の基本色の他に、オーダーでオリジナル配合のブレンド色を、1缶分単位から注文できる、とのこと。
このように缶に直接色を入れて。
シェイクマシーンでシェイク!
と、ハイテクとローテクが絡み合う、なんともオモロな感じで一丁上がり。
これで頼めばオリジナルカラーが作れる、ということです。
館内の壁や床も、ターナーの塗料で塗られていて、床などは最近工場の職人さんが余った塗料で色作って塗り替えられたとか。
まさに「まかない塗料」ですな。
う~ん、しかし、いいですね。オリジナル色。
「クラインブルー」みたいに、色に名前がつく感じ。
参加者山岡さんにちなんで、「YAMAOKA BLACK」とか、カッコよくね?
あと、「ムラギしレッド」とか「FUZITAMAエメラルド」とか。
実際、ターナーでは新色として、マヤブルーなる、マヤ文明で使われていた色に近い感じの色の開発に成功したとか。
しかし、僕はどうしても「真矢ブルー」てな感じで、「真矢みき」を思い出して、Sっ気の強い感じを想像してしまい、何故かちょっと興奮してしまう。(何でや?)
他にも「マリッジブルー」とか「キドカラー大道」とか「キドクラッチ」とか・・・
・・・って関係あれへんがな。
(ああ、キドクラッチの動画が見たい!)
てな感じで、絵具制作関連の見学が一通り終り、今度は研究・検査のコーナーへ。
(・・・相変わらずの無駄話で、長くなってすいません。次回へ続きます。)
----------
さて、こちらはすでに報告された参加の皆様によるレポート一覧です。
各参加者それぞれの感想が読めて面白いざます。
ワイも負けへんでー!(何勝負?)
小吹隆文アートのこぶ〆
御存知こぶ〆。一番スタンダードなレポートです。
山岡敏明さんのブログ
左側の「工場見学」のとこをクリック!
写真紙芝居的になっていて、わかりやすくレポートされてます。
暫定版!フジタマブぶろぐ
参加者の御一人、フジタマさんのブログです。
工場から商店街、十三界隈まで味わい尽くす感じはさすがであります。
マツオ・アート・ログ
こちらは、参加者の作家、山内裕美さんが勤められている「松尾美術研究所」という神戸の画塾のブログです。
なんと、ここの主催はあの松尾直樹さん!塾長をされていたのですね。
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今日の鼻歌:
♪ワサ ワサッ 鮮やかな毎日 ワサ ワサッ カラフルな日々~
♪Aって Qって Uって Aって フレッシュ!・・フレッシュ!
by kiuchism
| 2009-09-30 23:34
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