2009年 10月 19日
馬鈴薯を食べる人たち |
うむむむむ、秋だ。芸術の飽きだ。じゃなく秋だ。
なのに何で、俺は郵便の配達と年賀状の営業とパソコンカタカタばっかしてるのだ!
ゲージュツせよー!ゲージュツせよー!
といいつつも、金がない。
や、無いことは無いが、これから無くなる。
我慢するのだ。そういうときだ。貯金シーズンだ。
と「手習い」不足で不安な日々ですが、とはいえ芸術の秋だもの。
「目習い」の方は、充実しとります。
これも、大きなモノじゃなきゃ、交通費くらいで済む、お安いトレーニング。
というわけで、友人知人の発表が相次ぐので、当分、「アートピック」が続きます。
「木内愚痴マニア」の方はしばらくの辛抱を。
・・・といいつつ、他人の展覧会紹介しながらも、隙あらば愚痴りますけどねー。
で、個展の案内です。
京都展会期:2009年10月27日(火)~11月8日(日)11:00~23:00(月曜定休、最終日~21:00)
会場:neutron kyoto
東京展会期:2009年11月18日(水)~12月6日(日)11:00~19:00(月曜定休、最終日~18:00)
会場:neutron tokyo
です。
ニュートロンのキョートとトーキョーでのコテンです。
ここでも何度か書いたことのある、ヨウヘイへ~イ、こと笹倉君。
「放課後の展覧会」での、階段の最上階踊り場でのインスタレーションやライヴペインティングが記憶にあたらしい、線を描く作家さんです。
筆者とは何となく数年前からの知り合い。
大阪でよく呑みに行ったりする仲なのですが、何でそういう風になったんやろ?
なんとなく、互いのバイトの話とかしたとこから、そんな感じになった気がします。
クール、というかシャープな印象の作風で知られ、本人も、ある人曰く、「少女漫画にでてくるイケメン男子風な」感じ(?)とのことですが、
実際の彼は、筆者のようなドブ板美術家と交流し、夜な夜なゲストーークを繰り広げる感じの・・・
・・と、そんなことないです。そんなこと書いたらまた敏腕マネージャーAさんに怒られちゃいます。
彼は、所謂「美術系大学」出身ではなく、この世界では当初何処行ってもアウェーだったことも想像できますが、自らの意思と行動力で、積極的に制作発表し続けている。
交流も広く、また、しっかりした作家性を確立している感じ。
なので、放課後展に誘ったとき、彼は「抑え」という感じで、展覧会をピリッと締めてもらう作家の1人として、誘った次第でした。
で、まあ場所決めに関してはいろいろ検討したが、その縦横自在の長い紙に続く線を見せられるということで、廊下や階段などをやんわり要請し、彼も希望してくれた感じです。
で、基本的には彼に対しては安心していたのですが、ちょうどその頃、彼にもいろいろ「転機」というか、30代の作家が陥りやすいスランプ的なものがちょっと来ていたみたいで、何度か電話で話しながら、その様子を聞いてました。
安心していた作家からの不安の吐露は、実行委員代表の僕をさらに不安にさせるには十分な要因でしたが、とにかく、放課後展の会場は普段のギャラリーなどとは違う場所。
「思い切って実験するにはいい場所と機会やし、ここで試すつもりで取り組んだらええんとちゃう?」
的なアドバイスを、取り繕うようにしていました。
もちろん、内心は僕もヒヤヒヤでしたが。
しかしながら、始まってみれば、そのスランプを乗り越え、階段踊り場で見事に作品を展示。
またライブペインティングも堂々とこなしていた・・・ように見えたのですが、本人曰く、ガチガチだったそうです。
そして、おそらくは今回も線描による作品だと思いますが、放課後展以前の太めで手数の多いラインから、それ以降のさらに細く繊細になったラインが、今回はどのように紡ぎ出されるのか?
楽しみです。
というわけで、皆様もぜひ。
今日の鼻歌:
♪In 1977~ I hope I go to heaven~ cos I been too long on the dole~~ and I can't work at all~
♪Danger stranger!You better paint your face~ No elvis, beatles, or the rolling stones!
なのに何で、俺は郵便の配達と年賀状の営業とパソコンカタカタばっかしてるのだ!
ゲージュツせよー!ゲージュツせよー!
といいつつも、金がない。
や、無いことは無いが、これから無くなる。
我慢するのだ。そういうときだ。貯金シーズンだ。
と「手習い」不足で不安な日々ですが、とはいえ芸術の秋だもの。
「目習い」の方は、充実しとります。
これも、大きなモノじゃなきゃ、交通費くらいで済む、お安いトレーニング。
というわけで、友人知人の発表が相次ぐので、当分、「アートピック」が続きます。
「木内愚痴マニア」の方はしばらくの辛抱を。
・・・といいつつ、他人の展覧会紹介しながらも、隙あらば愚痴りますけどねー。
で、個展の案内です。
笹倉洋平 展 「ツタフ」
京都展会期:2009年10月27日(火)~11月8日(日)11:00~23:00(月曜定休、最終日~21:00)
会場:neutron kyoto
東京展会期:2009年11月18日(水)~12月6日(日)11:00~19:00(月曜定休、最終日~18:00)
会場:neutron tokyo
です。
ニュートロンのキョートとトーキョーでのコテンです。
ここでも何度か書いたことのある、ヨウヘイへ~イ、こと笹倉君。
「放課後の展覧会」での、階段の最上階踊り場でのインスタレーションやライヴペインティングが記憶にあたらしい、線を描く作家さんです。
筆者とは何となく数年前からの知り合い。
大阪でよく呑みに行ったりする仲なのですが、何でそういう風になったんやろ?
なんとなく、互いのバイトの話とかしたとこから、そんな感じになった気がします。
クール、というかシャープな印象の作風で知られ、本人も、ある人曰く、「少女漫画にでてくるイケメン男子風な」感じ(?)とのことですが、
実際の彼は、筆者のようなドブ板美術家と交流し、夜な夜なゲストーークを繰り広げる感じの・・・
・・と、そんなことないです。そんなこと書いたらまた敏腕マネージャーAさんに怒られちゃいます。
彼は、所謂「美術系大学」出身ではなく、この世界では当初何処行ってもアウェーだったことも想像できますが、自らの意思と行動力で、積極的に制作発表し続けている。
交流も広く、また、しっかりした作家性を確立している感じ。
なので、放課後展に誘ったとき、彼は「抑え」という感じで、展覧会をピリッと締めてもらう作家の1人として、誘った次第でした。
で、まあ場所決めに関してはいろいろ検討したが、その縦横自在の長い紙に続く線を見せられるということで、廊下や階段などをやんわり要請し、彼も希望してくれた感じです。
で、基本的には彼に対しては安心していたのですが、ちょうどその頃、彼にもいろいろ「転機」というか、30代の作家が陥りやすいスランプ的なものがちょっと来ていたみたいで、何度か電話で話しながら、その様子を聞いてました。
安心していた作家からの不安の吐露は、実行委員代表の僕をさらに不安にさせるには十分な要因でしたが、とにかく、放課後展の会場は普段のギャラリーなどとは違う場所。
「思い切って実験するにはいい場所と機会やし、ここで試すつもりで取り組んだらええんとちゃう?」
的なアドバイスを、取り繕うようにしていました。
もちろん、内心は僕もヒヤヒヤでしたが。
しかしながら、始まってみれば、そのスランプを乗り越え、階段踊り場で見事に作品を展示。
またライブペインティングも堂々とこなしていた・・・ように見えたのですが、本人曰く、ガチガチだったそうです。
そして、おそらくは今回も線描による作品だと思いますが、放課後展以前の太めで手数の多いラインから、それ以降のさらに細く繊細になったラインが、今回はどのように紡ぎ出されるのか?
楽しみです。
というわけで、皆様もぜひ。
今日の鼻歌:
♪In 1977~ I hope I go to heaven~ cos I been too long on the dole~~ and I can't work at all~
♪Danger stranger!You better paint your face~ No elvis, beatles, or the rolling stones!
by kiuchism
| 2009-10-19 22:20
| 日常・雑記