2010年 02月 03日
E hoo! |
さてさて、先日、大阪へ諸々の打ち合わせやらプチ画廊巡りした後に、先日告知した、
「魔界からやってきた高須健市の化身」
こと、丸瀬瑠雀の初個展、『今美術』を見るために、大阪中津のゼロワンに行ってきました。
ちなみに、筆者が一番最初のお客さんだそうで。むふふ、一番乗りなり!
丸瀬とはどんなヤツなんだ?
と期待して会場に着くも、出迎えたのはタカスの方。
なんでもマルセはついさっき最後の作品を完成させて、後はタカスに解説だけ伝えて魔界に帰ってしまったのだとか。
というわけで、覆面もペイントも毒霧も吹かないタカスくんに作品を解説してもらいながら、鑑賞。
・・・やっぱり丸瀬はムタだった。
一見してそれとわかる、なんとなく会田誠さんなんかがやりそうな作品と、解説聴かないとちょっとわかりにくい作品が混在。
展示自体は整然と画廊空間に収まっている。
ペラペラな反則技、学生プロレスすれすれ感もあるが、そこには一貫したコンセプトが貫かれている。
なるほど、高須でできないやり方ながら、ベースは通じてるというわけか。
なんて思いつつ鑑賞してたら、二人目のお客様。
・・・は、オーナー高須くんも、もちろん僕も知らない年配の男性。
自身でプロデュース業をされてる、社長さん。
特に美術に傾倒してる訳でもなく、偶然DM見つけて予約して見に来たそうな。
いや、そんな方がおられるというのに、他人事ながらビックリ。
で、その方に作品の説明する高須くん。
その解説を横で聞きながら、「あ、そういうことか。なるほど~」
と、自身も気付いてないことや、改めて知った事なんかを聞き、感心。
「作家が他人に説明してる」様は、自分では聞けないことが聞けていいかも。
その後、その社長さん(?)に僕も交えていろいろ聞かれ、お話。
いや、本当にこういういわゆる「美術者」じゃない人と話すのは、作家としてセルフプロデュース能力を問われますな。
もちろん、僕はまだまだシドロモドロ、ですが。
そして、その方が帰られて、残った二人で軽く呑み。
「551」フルコースとビール。
豚まん、餃子、焼売2種。
いや、男同士とはいえ、ちょっと同系なものばっか買ってきてしまった、と反省。
この日は軽めで帰ろう・・と思ってたのですが、つい盛り上がる話。
美術~プロレス~ゴシップ。
そして、この二人は「意外とモテない近辺美術作家2大巨頭」
(「意外と」とつけるのは自惚れすぎ?)
モテないトーーク!の頂上決戦でもあるのです。
や、彼含む9月予定のグループ展は出品作家が4名なのですが、面白いのは、この4人は色んな「線引き」で、綺麗に「2対2」に分けることができる。
その1つとして、僕と高須くんは「独身貴族組」残る二人は「既婚者組」なんです。
・・・ま、だから何だ?って話なんですが。
結局、なんやかんやでハイボールまでいただいて、遅なってもた。
中津から梅田までは、早歩きだよ!
ということで、高須くんどうもでした!
・・・と化身の丸瀬見たのだから、やっぱ高須を見ないわけにはいかない、てんで、昨日、ニュートロンの高須健市展『SURFACE』を見てきました。
や、こりゃ、思った以上でした!
やっぱり作品はコンセプトや画像だけ見るのでなく、生で見なけりゃわからない。
最近、また大型絵画を見る機会が増えてきて、その大きい絵画独特の迫力や心地よさに圧倒されてきてる筆者ですが、この展覧会は絵画ではないけど、それに匹敵する見応え!
「◯ィトン」をいじるというのは、ある種ベタでやり尽くされてて、アザトイと思われるのですが、そんなことは吹き飛ぶ、鋭さと美しさと、そしてヤサグレッシヴな衝動を持って、迫ってくる。
いやいやお見事!
これが売れるとか売れないとか、著作権がどうのとか、展示大変ですね~とか、掃除が面倒くさいですね~とか、そんなの関係ねえ!
やりたいからやるんだよ!という姿勢。
インスタレーションはこうでなくちゃ!
しかし、ヤバい!ヤバすぎる!
こりゃ、9月の展覧会はかなりヤバいことにないそう!
僕は他の3名に完全に食われてしまうかも!
さらに気合いを入れ直さないと完全にやられる!
と、興奮と同時に、さらに気合いを入れ直さないとヤバイヤバイバリヤバイ、と思いながら、会場を後にしました。
てなわけで、高須くんとしては、「高須」→「丸瀬」の順番で見ていただくのが理想、との事です。
(僕は掟破りの逆コース、でしたが。)
ニュートロンは今週一杯、ゼロワンは~3/7までなので、皆様もぜひぜひぜひぜひ!
今日の鼻歌:
♪ヤニ黒焦げた 夜の左手~ 描き出したんだ 愛と!いう!憎悪! イエ~~!スモーキンビーリ~~! イエ~~!スモ~~キンビーリ~~! イエ~~!!
*あ、意外と僕らは煙草をスイマセン。
「魔界からやってきた高須健市の化身」
こと、丸瀬瑠雀の初個展、『今美術』を見るために、大阪中津のゼロワンに行ってきました。
ちなみに、筆者が一番最初のお客さんだそうで。むふふ、一番乗りなり!
丸瀬とはどんなヤツなんだ?
と期待して会場に着くも、出迎えたのはタカスの方。
なんでもマルセはついさっき最後の作品を完成させて、後はタカスに解説だけ伝えて魔界に帰ってしまったのだとか。
というわけで、覆面もペイントも毒霧も吹かないタカスくんに作品を解説してもらいながら、鑑賞。
・・・やっぱり丸瀬はムタだった。
一見してそれとわかる、なんとなく会田誠さんなんかがやりそうな作品と、解説聴かないとちょっとわかりにくい作品が混在。
展示自体は整然と画廊空間に収まっている。
ペラペラな反則技、学生プロレスすれすれ感もあるが、そこには一貫したコンセプトが貫かれている。
なるほど、高須でできないやり方ながら、ベースは通じてるというわけか。
なんて思いつつ鑑賞してたら、二人目のお客様。
・・・は、オーナー高須くんも、もちろん僕も知らない年配の男性。
自身でプロデュース業をされてる、社長さん。
特に美術に傾倒してる訳でもなく、偶然DM見つけて予約して見に来たそうな。
いや、そんな方がおられるというのに、他人事ながらビックリ。
で、その方に作品の説明する高須くん。
その解説を横で聞きながら、「あ、そういうことか。なるほど~」
と、自身も気付いてないことや、改めて知った事なんかを聞き、感心。
「作家が他人に説明してる」様は、自分では聞けないことが聞けていいかも。
その後、その社長さん(?)に僕も交えていろいろ聞かれ、お話。
いや、本当にこういういわゆる「美術者」じゃない人と話すのは、作家としてセルフプロデュース能力を問われますな。
もちろん、僕はまだまだシドロモドロ、ですが。
そして、その方が帰られて、残った二人で軽く呑み。
「551」フルコースとビール。
豚まん、餃子、焼売2種。
いや、男同士とはいえ、ちょっと同系なものばっか買ってきてしまった、と反省。
この日は軽めで帰ろう・・と思ってたのですが、つい盛り上がる話。
美術~プロレス~ゴシップ。
そして、この二人は「意外とモテない近辺美術作家2大巨頭」
(「意外と」とつけるのは自惚れすぎ?)
モテないトーーク!の頂上決戦でもあるのです。
や、彼含む9月予定のグループ展は出品作家が4名なのですが、面白いのは、この4人は色んな「線引き」で、綺麗に「2対2」に分けることができる。
その1つとして、僕と高須くんは「独身貴族組」残る二人は「既婚者組」なんです。
・・・ま、だから何だ?って話なんですが。
結局、なんやかんやでハイボールまでいただいて、遅なってもた。
中津から梅田までは、早歩きだよ!
ということで、高須くんどうもでした!
・・・と化身の丸瀬見たのだから、やっぱ高須を見ないわけにはいかない、てんで、昨日、ニュートロンの高須健市展『SURFACE』を見てきました。
や、こりゃ、思った以上でした!
やっぱり作品はコンセプトや画像だけ見るのでなく、生で見なけりゃわからない。
最近、また大型絵画を見る機会が増えてきて、その大きい絵画独特の迫力や心地よさに圧倒されてきてる筆者ですが、この展覧会は絵画ではないけど、それに匹敵する見応え!
「◯ィトン」をいじるというのは、ある種ベタでやり尽くされてて、アザトイと思われるのですが、そんなことは吹き飛ぶ、鋭さと美しさと、そしてヤサグレッシヴな衝動を持って、迫ってくる。
いやいやお見事!
これが売れるとか売れないとか、著作権がどうのとか、展示大変ですね~とか、掃除が面倒くさいですね~とか、そんなの関係ねえ!
やりたいからやるんだよ!という姿勢。
インスタレーションはこうでなくちゃ!
しかし、ヤバい!ヤバすぎる!
こりゃ、9月の展覧会はかなりヤバいことにないそう!
僕は他の3名に完全に食われてしまうかも!
さらに気合いを入れ直さないと完全にやられる!
と、興奮と同時に、さらに気合いを入れ直さないとヤバイヤバイバリヤバイ、と思いながら、会場を後にしました。
てなわけで、高須くんとしては、「高須」→「丸瀬」の順番で見ていただくのが理想、との事です。
(僕は掟破りの逆コース、でしたが。)
ニュートロンは今週一杯、ゼロワンは~3/7までなので、皆様もぜひぜひぜひぜひ!
今日の鼻歌:
♪ヤニ黒焦げた 夜の左手~ 描き出したんだ 愛と!いう!憎悪! イエ~~!スモーキンビーリ~~! イエ~~!スモ~~キンビーリ~~! イエ~~!!
*あ、意外と僕らは煙草をスイマセン。
by kiuchism
| 2010-02-03 23:34
| 日常・雑記