2010年 03月 04日
ツキはどっちに出ている? |
先週はなんだかんだと、相も変わらず飛んでおりました。
ふらふらと、蛇行しながら。
で、コウモリ野郎ですから、色んな音波がやってくると、センサーが狂い、クルクルと旋回するのであります。
行ったことのないギャラリー、友人のオープニング、セレブな感じのギャラリーから若者の勢いで押すスペース、老舗の画廊、いったん閉めてまた落ち着いたスペースで再開してるマイペースなスペース、ポップカルチャーを強く押す我が道ギャラリー・・・等々。
いや、本当に色んな人が居て、色んな作品がありますな。
--------------------
と、そんな中、先日告知した児玉画廊での中川トラヲ君の個展に行ってきたのですが、これがとても良かったです。
絵画好きの人には特にお薦め。
オープニングに参加して、鍋まで、しかもシメの雑炊までいただきました!
児玉さんご馳走さまでした。
また、翌日、同じく大学同期の森泰之くんが企画するSOWAKAの橋本知子さん、横井悠くんの二人展もとても面白かった。
いや、母校にもこういういい作家さんが居ますな。
というわけで、タマには母校贔屓・・・もいいでしょう。
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そんな先週木曜日。行ったとこの1つは、結構遠方。
「絵画の庭」見た後、天王寺までいって、さらに、所謂「ちんちん電車」の阪堺線、に乗る。

いや、阪堺線なんて、おそらく大学恩師の家にアルバイトに行って以来じゃないかしら?
90年代の話だから、十数年ぶりです。
訪れたギャラリーのあるビルは、タダオアンドー派の設計らしい、ウチッパコンクリート。
・・・に、テナントが半分くらい入ってない、という、わかり易い
「バブル遺産」

「コンクリや バブリストらの 夢の跡」
で、そこの場所でのこの画廊は、最初にして最後の訪問となりました。
何故なら、この春から別の、筆者的にはもう少し近くなる位置に移転されるそうな。
なので、このコンクリ遺産は、さらに廃墟と化すようです。
その後、西天満方面に。
おなじみマンションの11階から、某ギャラリーオーナーさんが教えて下さった、ビル越しの通天閣を見る。
何度も訪れてたが、知らなかった。通天閣、モトクラシ。

写真ではわかりにくいですが、中央ビルの隙間から通天閣が見えます。
で、Kさんと打ち合わせ後、サシのみ。
何度も一緒に呑んでるのですが、サシは久しぶりかも。
記憶を遡れば、「立誠小で展覧会やろうかと思ってるんですよ」と相談した時以来かな?
なんか、まだその展覧会の残務終ってないのだけど、感慨深い。
酒と料理が美味い。
諸々も忘れ、いい夜だ。
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さらに、土日は自転車で、三条、五条坂越えは当たり前。
いろんなとこに顔出し、時に挨拶と交流を、時に文句と愚痴を、時には「例の件遅れててすいません」と頭を下げ、時には借りてきた猫のよに。
自身の立ち位置もコロコロと変化しながら、次々に見る場所と表現、噂に情報・・・が自身の周りをグルグルグルグル。
その「美術」ひとつとってもこの情報量とある種の落差。
交差、横断、スルーするー。
すると、なんとも凄い感じの月が出てた。

これを捉えよう、と安いデジカメ構えるも、収まらぬ手ぶれ!
「どうした窮地?武者震いかい?」
「・・・いや、寒いだけだよ!」
(元ネタはSDP)
この日は一瞬日差しが出てたので、ダウンジャケットを置いてきたのですが、コレが失敗。
寒かったー。
と、こんな風に、時々来る何かを迷った末選択ミスして、後で後悔ばっかしてる気がする今日このごろ。
・・・いや、ここまでの人生ずーーーっと。
しかし、本当に色んな人が居て、色んな作品がありますな。
ほんで、己はどこへ向かう?
我がツキはどっちに出ている?
とブレた月に向かってフラフラする日々。
コウモリ野郎の結末は皆さん御存知の通り。
最後は哺乳類からも鳥類からも追放され、孤立して洞窟へと引っ込むのです。
太陽の下では飛べず、誰もいない夜にふらふらと・・・。
・・・・・・・。
いや、でもね。
孤立を恐れていては、生きていけませよ!
ましてや美術作家の様な表現者になるなら。
孤立や孤独は寂しいですが、それに耐えられなきゃ、作品なんて作れませんわ。
てなわけで、今はただ、この眼前を流れる諸行無常を見つめつつ、ぼんやりとした光に向かって、フラフラと飛ぶだけであります。
今日の鼻歌:
♪うつろな目で~ 何度目かの朝~ 歩道を歩く~ 水たまりをさけ~て~ いろんな人が いるよね いろんな事が あるよね
♪太陽の~ 白い粉~ 海の色~ 青い空~
ふらふらと、蛇行しながら。
で、コウモリ野郎ですから、色んな音波がやってくると、センサーが狂い、クルクルと旋回するのであります。
行ったことのないギャラリー、友人のオープニング、セレブな感じのギャラリーから若者の勢いで押すスペース、老舗の画廊、いったん閉めてまた落ち着いたスペースで再開してるマイペースなスペース、ポップカルチャーを強く押す我が道ギャラリー・・・等々。
いや、本当に色んな人が居て、色んな作品がありますな。
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と、そんな中、先日告知した児玉画廊での中川トラヲ君の個展に行ってきたのですが、これがとても良かったです。
絵画好きの人には特にお薦め。
オープニングに参加して、鍋まで、しかもシメの雑炊までいただきました!
児玉さんご馳走さまでした。
また、翌日、同じく大学同期の森泰之くんが企画するSOWAKAの橋本知子さん、横井悠くんの二人展もとても面白かった。
いや、母校にもこういういい作家さんが居ますな。
というわけで、タマには母校贔屓・・・もいいでしょう。
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そんな先週木曜日。行ったとこの1つは、結構遠方。
「絵画の庭」見た後、天王寺までいって、さらに、所謂「ちんちん電車」の阪堺線、に乗る。

いや、阪堺線なんて、おそらく大学恩師の家にアルバイトに行って以来じゃないかしら?
90年代の話だから、十数年ぶりです。
訪れたギャラリーのあるビルは、タダオアンドー派の設計らしい、ウチッパコンクリート。
・・・に、テナントが半分くらい入ってない、という、わかり易い
「バブル遺産」

「コンクリや バブリストらの 夢の跡」
で、そこの場所でのこの画廊は、最初にして最後の訪問となりました。
何故なら、この春から別の、筆者的にはもう少し近くなる位置に移転されるそうな。
なので、このコンクリ遺産は、さらに廃墟と化すようです。
その後、西天満方面に。
おなじみマンションの11階から、某ギャラリーオーナーさんが教えて下さった、ビル越しの通天閣を見る。
何度も訪れてたが、知らなかった。通天閣、モトクラシ。

写真ではわかりにくいですが、中央ビルの隙間から通天閣が見えます。
で、Kさんと打ち合わせ後、サシのみ。
何度も一緒に呑んでるのですが、サシは久しぶりかも。
記憶を遡れば、「立誠小で展覧会やろうかと思ってるんですよ」と相談した時以来かな?
なんか、まだその展覧会の残務終ってないのだけど、感慨深い。
酒と料理が美味い。
諸々も忘れ、いい夜だ。
--------------------
さらに、土日は自転車で、三条、五条坂越えは当たり前。
いろんなとこに顔出し、時に挨拶と交流を、時に文句と愚痴を、時には「例の件遅れててすいません」と頭を下げ、時には借りてきた猫のよに。
自身の立ち位置もコロコロと変化しながら、次々に見る場所と表現、噂に情報・・・が自身の周りをグルグルグルグル。
その「美術」ひとつとってもこの情報量とある種の落差。
交差、横断、スルーするー。
すると、なんとも凄い感じの月が出てた。

これを捉えよう、と安いデジカメ構えるも、収まらぬ手ぶれ!
「どうした窮地?武者震いかい?」
「・・・いや、寒いだけだよ!」
(元ネタはSDP)
この日は一瞬日差しが出てたので、ダウンジャケットを置いてきたのですが、コレが失敗。
寒かったー。
と、こんな風に、時々来る何かを迷った末選択ミスして、後で後悔ばっかしてる気がする今日このごろ。
・・・いや、ここまでの人生ずーーーっと。
しかし、本当に色んな人が居て、色んな作品がありますな。
ほんで、己はどこへ向かう?
我がツキはどっちに出ている?
とブレた月に向かってフラフラする日々。
コウモリ野郎の結末は皆さん御存知の通り。
最後は哺乳類からも鳥類からも追放され、孤立して洞窟へと引っ込むのです。
太陽の下では飛べず、誰もいない夜にふらふらと・・・。
・・・・・・・。
いや、でもね。
孤立を恐れていては、生きていけませよ!
ましてや美術作家の様な表現者になるなら。
孤立や孤独は寂しいですが、それに耐えられなきゃ、作品なんて作れませんわ。
てなわけで、今はただ、この眼前を流れる諸行無常を見つめつつ、ぼんやりとした光に向かって、フラフラと飛ぶだけであります。
今日の鼻歌:
♪うつろな目で~ 何度目かの朝~ 歩道を歩く~ 水たまりをさけ~て~ いろんな人が いるよね いろんな事が あるよね
♪太陽の~ 白い粉~ 海の色~ 青い空~
by kiuchism
| 2010-03-04 15:13
| 愚痴