2010年 03月 29日
お茶を見たかい?(前) |
サンレンQ、だったのでした。
3月最後の週末は。
いよいよ4月目前(なのに何故か今、雪!)の3月は結局CAPの展覧会の作品制作を中心に、あっと言う間に過ぎて行って、例のモノも出来ず、例のプランも進まず白紙、例の東京や金沢や丸亀にも行けず・・・で、もやもやもやもや躁!鬱!躁!鬱!と繰り返し、今に至ります。

CAPで見た桜。
ヤバい、桜が咲いちゃう!散っちゃう!
三連休の前はまさに三連窮、という感じでして、火曜~木曜は年度末郵便物数多数プラス故障者プラス雨続き、で、これでもか!というか、ことごとくか!という感じでしたが、顔面を歪めつつもこなすのが生きるための必須条件。
坂を登れば下りがあるんです。
金曜~日曜が休み。
・・・まあ、こちらが本業のはずなんですが。
というわけで、昨日に日曜の話を書いたので、今日は土曜の話、と遡って行きます。
-------------------
2010年3月27日(土)
この日は、もともと京都芸術センター(以下:芸セン)に行く予定だったのでした。
というのも、「京都芸術センター開設10周年事業・明倫大茶会 」として、おなじみ宮永甲太郎さんが「エル・スール」なるお茶会をされるので、それに参加するためでした。
このエル・スールって一体何スールの?
かと言いますと、以前のブログで書いた、参加者が作った器を実際使ってお茶をいただく、というもの。
もちろん、茶道の心得などあるじゃなし・・なのですが、亭主が宮永さんということで、まあ、そういうんじゃないでしょう、たぶん、と予約入れて参加。
会場につくと、こんな感じ。

それまでのワークショップで参加者が作られたお茶碗が並ぶ。
お茶会というより、インスタレーションですな。
で、自分の作った器がこれ。

こちらが捻った方。
かなり釉薬がかかって、分厚くなってます。
そしてこちらが描いた方。

こちらは完全に失敗。
もっと色の濃淡が出ると聞いてたんですが、出来てみれば着色した時とほぼ同じ。
虎の顔が真っ黒に。
んで、このお茶碗でいただくお茶は・・・なんと白湯でした!
サユ~~!?
んな、ミニマルな!
素材の良さを生かす?・・・ってモノ派茶道ですか!

と思いつつもまあ、その辺が宮永さんらしいところ。
お菓子の方は、ちゃんと甘いお菓子でした。

こちらがそのお菓子。
ほとんどインスタレーションです。
というわけで、器とお菓子と白湯をいただき、お土産までいただいて終了。
宮永さん、芸センスタッフの皆様、お招きありがとうございました!
で、そのあと芸センを後にしたのでした・・・・とはいかず。
というのも、その日は別のお茶会なども同所であり、15時からの高橋智隆さんによる「Birthdayお茶会 with ROBOTs」もまだ空席がある、とのこと。
じゃ、折角なんでとそれも参加することに。
ですが、まだ時間があったので、その間に芸センのギャラリーでやってる展覧会を鑑賞。
てんとうむしプロジェクト「未来への素振り」展
というもので、京都芸術センターボランティアスタッフと、作家の小山田徹さん、伊達伸明さんによるコラボ的な展覧会。
「え?そんなんやってたん?」
いや、まあ僕のアンテナが弱いのだと思いますが、全然知りませんでした。
というわけで鑑賞したのですが、これがとてもいい展覧会でした。
特に北のギャラリーでやってた暗がりの中を小さなブラックライトで鑑賞する作品がとても良かった!
暗がりの中を手探りで見る感覚は、洞窟を行く小山田さんの感覚でしょうかね?
蛍に関する言及や言葉を、まるで暗闇で蛍を追いかけるような感じで味わう。振り返ればかすかにブラックライトで照らされた自身の軌跡がぼんやりと浮かんでいる。
ブラーボ!と思ったのは僕だけじゃなく、若い方の(?)宮永くんもブログで書いてる通りです。
同志がいましたな。ホ。
それとともに、近場でこんないい展覧会やってるのに、今ひとつ情宣が弱い気がする芸センに軽い苛立ちを感じつつ、まだ時間があったので、図書館なんかで美術の手帖なんかをパラパラと見る。
む~~、関西の事は、学生の制作展や「京都オープンスタジオ」のことくらいしか書いてない。
相変わらずやな~~と、さらに苛立ち。
まあ、昨年の話なんですが、「放課後の展覧会」は結構僕としては頑張った方だと思うのですが、結局この手帖他、諸々には全く相手にされなかったので、
「その部分ではやっぱり失敗やったんかもな~」
と、一年後に力不足を感じる。一年殺しを食らった感じでした。
ほんま、「人の野心、もてあそぶやん!」
とか思ってる間に、ええ時間・・で、文字数もええかげん多すぎるので、続きは次回!
今日の鼻歌:
♪When it's over so they say It'll rain a sunny day, I know! shinin' down like water
♪I~~~ want to know, have you ever seen the rain? I~~~ want to know, have you ever see~~n the rain? Comin' down on a sunny day~
3月最後の週末は。
いよいよ4月目前(なのに何故か今、雪!)の3月は結局CAPの展覧会の作品制作を中心に、あっと言う間に過ぎて行って、例のモノも出来ず、例のプランも進まず白紙、例の東京や金沢や丸亀にも行けず・・・で、もやもやもやもや躁!鬱!躁!鬱!と繰り返し、今に至ります。

CAPで見た桜。
ヤバい、桜が咲いちゃう!散っちゃう!
三連休の前はまさに三連窮、という感じでして、火曜~木曜は年度末郵便物数多数プラス故障者プラス雨続き、で、これでもか!というか、ことごとくか!という感じでしたが、顔面を歪めつつもこなすのが生きるための必須条件。
坂を登れば下りがあるんです。
金曜~日曜が休み。
・・・まあ、こちらが本業のはずなんですが。
というわけで、昨日に日曜の話を書いたので、今日は土曜の話、と遡って行きます。
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2010年3月27日(土)
この日は、もともと京都芸術センター(以下:芸セン)に行く予定だったのでした。
というのも、「京都芸術センター開設10周年事業・明倫大茶会 」として、おなじみ宮永甲太郎さんが「エル・スール」なるお茶会をされるので、それに参加するためでした。
このエル・スールって一体何スールの?
かと言いますと、以前のブログで書いた、参加者が作った器を実際使ってお茶をいただく、というもの。
もちろん、茶道の心得などあるじゃなし・・なのですが、亭主が宮永さんということで、まあ、そういうんじゃないでしょう、たぶん、と予約入れて参加。
会場につくと、こんな感じ。

それまでのワークショップで参加者が作られたお茶碗が並ぶ。
お茶会というより、インスタレーションですな。
で、自分の作った器がこれ。
こちらが捻った方。
かなり釉薬がかかって、分厚くなってます。
そしてこちらが描いた方。
こちらは完全に失敗。
もっと色の濃淡が出ると聞いてたんですが、出来てみれば着色した時とほぼ同じ。
虎の顔が真っ黒に。
んで、このお茶碗でいただくお茶は・・・なんと白湯でした!
サユ~~!?
んな、ミニマルな!
素材の良さを生かす?・・・ってモノ派茶道ですか!

と思いつつもまあ、その辺が宮永さんらしいところ。
お菓子の方は、ちゃんと甘いお菓子でした。

こちらがそのお菓子。
ほとんどインスタレーションです。
というわけで、器とお菓子と白湯をいただき、お土産までいただいて終了。
宮永さん、芸センスタッフの皆様、お招きありがとうございました!
で、そのあと芸センを後にしたのでした・・・・とはいかず。
というのも、その日は別のお茶会なども同所であり、15時からの高橋智隆さんによる「Birthdayお茶会 with ROBOTs」もまだ空席がある、とのこと。
じゃ、折角なんでとそれも参加することに。
ですが、まだ時間があったので、その間に芸センのギャラリーでやってる展覧会を鑑賞。
てんとうむしプロジェクト「未来への素振り」展
というもので、京都芸術センターボランティアスタッフと、作家の小山田徹さん、伊達伸明さんによるコラボ的な展覧会。
「え?そんなんやってたん?」
いや、まあ僕のアンテナが弱いのだと思いますが、全然知りませんでした。
というわけで鑑賞したのですが、これがとてもいい展覧会でした。
特に北のギャラリーでやってた暗がりの中を小さなブラックライトで鑑賞する作品がとても良かった!
暗がりの中を手探りで見る感覚は、洞窟を行く小山田さんの感覚でしょうかね?
蛍に関する言及や言葉を、まるで暗闇で蛍を追いかけるような感じで味わう。振り返ればかすかにブラックライトで照らされた自身の軌跡がぼんやりと浮かんでいる。
ブラーボ!と思ったのは僕だけじゃなく、若い方の(?)宮永くんもブログで書いてる通りです。
同志がいましたな。ホ。
それとともに、近場でこんないい展覧会やってるのに、今ひとつ情宣が弱い気がする芸センに軽い苛立ちを感じつつ、まだ時間があったので、図書館なんかで美術の手帖なんかをパラパラと見る。
む~~、関西の事は、学生の制作展や「京都オープンスタジオ」のことくらいしか書いてない。
相変わらずやな~~と、さらに苛立ち。
まあ、昨年の話なんですが、「放課後の展覧会」は結構僕としては頑張った方だと思うのですが、結局この手帖他、諸々には全く相手にされなかったので、
「その部分ではやっぱり失敗やったんかもな~」
と、一年後に力不足を感じる。一年殺しを食らった感じでした。
ほんま、「人の野心、もてあそぶやん!」
とか思ってる間に、ええ時間・・で、文字数もええかげん多すぎるので、続きは次回!
今日の鼻歌:
♪When it's over so they say It'll rain a sunny day, I know! shinin' down like water
♪I~~~ want to know, have you ever seen the rain? I~~~ want to know, have you ever see~~n the rain? Comin' down on a sunny day~
by kiuchism
| 2010-03-29 22:43
| 日常・雑記