2010年 04月 08日
天才!タカシくん |
はい、なんやかんや目白押しの春なんです。
・・・あ、まあ、他人の展覧会がね。
そんなもんで、見逃さぬよう、メモ的に記してささやかな告知を、というおせっかい。
でも、勝手に書いて怒られたら、メモ当てられませんな。
年中窮地の木内です。
さて、大阪の南港のキラキラしたデートスポットの反対側にある、過疎っぽいとこにて気になる展覧会がやってます。
「Food for the senses」
出品作家:中屋敷智生 田中秀和 国谷隆志 松村晃泰
会期:2010年4月6日(火)~4月18日(日) 会期中無休
時間:11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
会場:海岸通ギャラリー・CASO C, X室
です。
なんか映画か演劇のポスター的なビジュアルですが、立体と絵画の展覧会のようです。
出品作家のうちの、国谷隆志くんは僕と大学同期のタカシくん。
前にも書きましたが、僕の同級生で今も活躍する数少ない作家の一人です。
大学同期の続けてるメンバーは、皆、凄いな~と思うのですが、この国谷君は、なかなかの「天才」だと思います。
僕の思う「天才」の定義の中に、
「もの凄く高尚な知性や感性と、もの凄く無邪気な幼児性を併せ持つもの」
というのがあって、彼にはそれが当てはまる、と学生時代なんかは特に思ってました。
大学入学当時、僕は一浪してなんとか入学。そもそも多浪生ってのは受験戦争でボロボロになった帰還兵みたいな感じ(って大袈裟?)なのですが、周りには「デッサンなんて2回くらいしかやったことないです~」みたいな「受験戦争を知らない子供たち」的現役生も少なくありませんでした。
(この僕の一歳下の「74年生まれ組」は、子供も多い学年とはいえ、活躍する美術作家も多い気がします。僕周辺にはとても多いです。)
当時から国谷君他、現役出身組は、そういう多浪生特有の「絶望感」というか、「締念」的ニヒリズムがあんまりなく、一回生の課題で「今さらこんな初歩的なこと、大学でやらすなよ!」な多浪生にくらべ、のびのびと、学校生活を楽しんでる感じ(に見えただけかも知れませんが)だった気がします。
話をしても、時折、筆者が全くついていけないような哲学的な話なんかもしていて、美術とかにも詳しくて、「なんか凄いな~」と思ったことも多くあります。
が、その反面、超下世話な話とかしたり、大学に突然「ひょう」が降ってきたときは、テンション上がって裸で学内を走り回った、というエピソードなんかがあったりします。
(今の彼の作品しか知らない人には考えられないエピソードですな。国ポン、怒らないでね♡)
まあ、もちろん今はそんなことしないと思いますが、その落差たるや、まさに天才!
当然、作品制作の為にはいくらでも努力する。それも天才たる所以なり。
ネオン管作品で知られる国谷君ですが、ネオン管以外にも傑作多し、です。
というわけで、国谷君の話ばっかりですが、他のメンバーも興味深く、僕が思うに、
「今、日本で一番カッコいい抽象絵画を描く男」
こと田中秀和くんや、作品は実は未見な中屋敷くんの作品も画像で見る限り、かなり良さそう。
京都中心の諸々に気を取られがちな春ですが、こちらもぜひぜひ。
キラキラした方でやってる「レゾナンス」と共鳴しつつ併せて見るとよろし。
--------------------
で、ついでにもう1つ気になる展覧会を。
『10ページから15ページへとぶ —skip from page 10 to page 15』
出品作家:明界要介 横井悠 吉村熊象
会期:2010年4月9日(金)~4月26日(月)の日、月、金、土のみ
時間:13:00~19:00
会場:room A.(大阪)
です。
こちらは先日訪れたギャラリーほそかわ、やCASと同じビルにある、アーティスト運営のスペースでのグループ展みたいです。
吉村熊象氏や先日そわかで見て面白かった横井悠くんが出品していて、気になる展覧会ですが、「日、月、金、土のみ」かぁ・・・。
というわけで、僕は「行けたら行きます」な感じですが、行ける人は行って見て下さい~。
・・・と、こんな風に色々メモしながら、自身のスケジュール管理をし始めると、ああ、もう全く時間がないではないか!
今、私の願い事が、♪叶う~な~らば~
・・・・翼は要らないので、ヒマとカネを下さい。
今日の鼻歌:
♪春だと~いうのに 北風にあお~られ 街の声に~せきたてられ 彼らにあわないから 追いまくられ さすらう気はさらさら~ないのに
♪誰~が呼ぶ声に 答える~ものか 望む~気持ちと うら~はら 今~はただ すきま~風を手でおさえ 今日の生き~恥をかく
・・・ここ数年はどうしても春になるとこんな感じになっちゃいます。
・・・あ、まあ、他人の展覧会がね。
そんなもんで、見逃さぬよう、メモ的に記してささやかな告知を、というおせっかい。
でも、勝手に書いて怒られたら、メモ当てられませんな。
年中窮地の木内です。
さて、大阪の南港のキラキラしたデートスポットの反対側にある、過疎っぽいとこにて気になる展覧会がやってます。
「Food for the senses」
出品作家:中屋敷智生 田中秀和 国谷隆志 松村晃泰
会期:2010年4月6日(火)~4月18日(日) 会期中無休
時間:11:00~19:00 (最終日は17:00まで)
会場:海岸通ギャラリー・CASO C, X室
です。
なんか映画か演劇のポスター的なビジュアルですが、立体と絵画の展覧会のようです。
出品作家のうちの、国谷隆志くんは僕と大学同期のタカシくん。
前にも書きましたが、僕の同級生で今も活躍する数少ない作家の一人です。
大学同期の続けてるメンバーは、皆、凄いな~と思うのですが、この国谷君は、なかなかの「天才」だと思います。
僕の思う「天才」の定義の中に、
「もの凄く高尚な知性や感性と、もの凄く無邪気な幼児性を併せ持つもの」
というのがあって、彼にはそれが当てはまる、と学生時代なんかは特に思ってました。
大学入学当時、僕は一浪してなんとか入学。そもそも多浪生ってのは受験戦争でボロボロになった帰還兵みたいな感じ(って大袈裟?)なのですが、周りには「デッサンなんて2回くらいしかやったことないです~」みたいな「受験戦争を知らない子供たち」的現役生も少なくありませんでした。
(この僕の一歳下の「74年生まれ組」は、子供も多い学年とはいえ、活躍する美術作家も多い気がします。僕周辺にはとても多いです。)
当時から国谷君他、現役出身組は、そういう多浪生特有の「絶望感」というか、「締念」的ニヒリズムがあんまりなく、一回生の課題で「今さらこんな初歩的なこと、大学でやらすなよ!」な多浪生にくらべ、のびのびと、学校生活を楽しんでる感じ(に見えただけかも知れませんが)だった気がします。
話をしても、時折、筆者が全くついていけないような哲学的な話なんかもしていて、美術とかにも詳しくて、「なんか凄いな~」と思ったことも多くあります。
が、その反面、超下世話な話とかしたり、大学に突然「ひょう」が降ってきたときは、テンション上がって裸で学内を走り回った、というエピソードなんかがあったりします。
(今の彼の作品しか知らない人には考えられないエピソードですな。国ポン、怒らないでね♡)
まあ、もちろん今はそんなことしないと思いますが、その落差たるや、まさに天才!
当然、作品制作の為にはいくらでも努力する。それも天才たる所以なり。
ネオン管作品で知られる国谷君ですが、ネオン管以外にも傑作多し、です。
というわけで、国谷君の話ばっかりですが、他のメンバーも興味深く、僕が思うに、
「今、日本で一番カッコいい抽象絵画を描く男」
こと田中秀和くんや、作品は実は未見な中屋敷くんの作品も画像で見る限り、かなり良さそう。
京都中心の諸々に気を取られがちな春ですが、こちらもぜひぜひ。
キラキラした方でやってる「レゾナンス」と共鳴しつつ併せて見るとよろし。
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で、ついでにもう1つ気になる展覧会を。
『10ページから15ページへとぶ —skip from page 10 to page 15』
出品作家:明界要介 横井悠 吉村熊象
会期:2010年4月9日(金)~4月26日(月)の日、月、金、土のみ
時間:13:00~19:00
会場:room A.(大阪)
です。
こちらは先日訪れたギャラリーほそかわ、やCASと同じビルにある、アーティスト運営のスペースでのグループ展みたいです。
吉村熊象氏や先日そわかで見て面白かった横井悠くんが出品していて、気になる展覧会ですが、「日、月、金、土のみ」かぁ・・・。
というわけで、僕は「行けたら行きます」な感じですが、行ける人は行って見て下さい~。
・・・と、こんな風に色々メモしながら、自身のスケジュール管理をし始めると、ああ、もう全く時間がないではないか!
今、私の願い事が、♪叶う~な~らば~
・・・・翼は要らないので、ヒマとカネを下さい。
今日の鼻歌:
♪春だと~いうのに 北風にあお~られ 街の声に~せきたてられ 彼らにあわないから 追いまくられ さすらう気はさらさら~ないのに
♪誰~が呼ぶ声に 答える~ものか 望む~気持ちと うら~はら 今~はただ すきま~風を手でおさえ 今日の生き~恥をかく
・・・ここ数年はどうしても春になるとこんな感じになっちゃいます。
by kiuchism
| 2010-04-08 17:57
| アートピック