2010年 12月 30日
愚痴と共に去りぬ |
さて、皆様にご心配かけてます・・え?心配してない?
アンテナのその後の話。
先日大家さんから電話があり、「ついでに地デジ対応にして下さったそうですよ~」
とのこと。
なるへそ!それでテレビ映り悪かったわけやね。
で、先日の年内最終休日。
どうしてもM−1グランプリのラストをちゃんと見たくて、アートコートの映像作品用に買ったテレビ(地デジ対応)に切り替えました。
おお!こりゃ、きれいやわ!
(ですが、関テレ等全く映らないチャンネルも・・・)
とりあえずはまさかの年末地デジ移行ということで、棚からぼたもち、嵐から地デジ、ということになりました。
ある意味ラッキーです。
思えば、第一回のM-1はVHSで録画してみて、それからHDD、そして地上デジタル。
まあ、僕のここ10年はこんな感じでしたな。
最後のM-1も最後なのが惜しいくらい面白かったです。
ということで、前回の続きの、「軽い 人たちゼロワン編」の木内作品詳細の話でも・・・
って、今何時?じゃなくって何日?
あらら、もう年末じゃない!
ということで、内容を変更しまして、今年最後の総括ブログを。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・といってもまあ、見ての通り少々ブログ滞りがちでして、そこはまあ忙しいのと、世間と同じのツイッター効果でブログ減ってきた口、右に同じの愚痴る口です。
なので、色々書きたい事を残したままの越年となりますが、まあええでしょう。
「自分のタイミングで」
最近この言葉をよく思います。
これは、「すべらない話」に東野幸治さんが出たときの氏の話のオチ、
「・・・そして、自分のタイミングで、さんまさんに挨拶に行きました」
という感じのセリフ(うろ覚え)。
いや、ほんと、ヒガシノリ氏はいつも示唆に富んでいる!
なんとなく、時流や世間の風とか時代の気分とか、そういうものからは逃れられず、無意識のうちにも影響はしています。
ですが、まあ、ええじゃない。
もう、何かの後を無理矢理追っかけさせられるんじゃなくて、「自分のタイミングで」。で。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんな事を思いつつも、思えば、今年は出だしは体調も精神も悪い感じから始まったのですが、終わってみればなかなか楽しかったです。
いや、ええ事もいっぱいありました。
「何でも無いようなことが、幸せだったと思う」
って感じであります。♪ちょうど一年まえ~・・・に比べたら。
作家としての活動も、個展こそできなかったですが、いくつか声かけいただいて、制作と発表が色々出来ました。
や、もちろんまだまだな感じですが、出来る事はしたという感じで、数年前からの自身の動きがようやく反映され始めた、と少し実感しています。
関わって下さった皆様に、何より、感謝!感謝!感謝です!(矢野さん風に)
美術鑑賞も、遠出は相変わらず行けませんでしたが、日帰りの近場は色々行きました。
なんというか、足下を再確認する機会も多かった気がします。
先日のアンテナが無くなった時に、アトリエの裏に初めて回ってみたときの新発見、みたいな感じ?
今年最後に見た展覧会もラーメン食べたあとついでに自転車で行ったギャラリーRAKUの、ツーボトルというユニットによる「保存と活用」展が凄く面白かった!
考現学的現代美術という感じで、それをわかりやすくユーモア交えて展示されてました。
「作品の無人販売所」(野菜とかのそれのノリ)で思わず壷買ってしまった!
これも、金沢とか東京とか海外じゃなく、近所でやってた展覧会。
遠くに行けなくても、いいじゃない。いいのあるじゃない!
金沢とか東京とかアムスとかはまた、「自分のタイミング」で行けばいいじゃない!
と、強引に肯定しながら楽しんでます。
あと、書ききれてないけど、今年も数多くの交流、酒席同席等、ありがとうございました!
下半期もたくさんありましたが、その中から1つ。
今年は友人知人の出産ラッシュで、筆者がお世話になってるKさん夫妻にも、待望の赤ちゃん(♀)が誕生しました。
で、誕生後に大阪行った際「今から病院行くけど、一緒に見に来る?」ということになったので、そりゃぜひ!と上新庄の病院まで見に行くことに。

夫人の病室にて。赤ちゃんはすでにお疲れの為、遠くから見るだけでした。
そのあと、K氏と上新庄でサシノミ。
思えばK氏とは、大阪で初めての個展をさせてもらった2004年以来の付き合い。
そのとき、搬入作業が押して、泊めてもらったのがこの上新庄。
その際は、今の夫妻がまだ付き合っていて同棲→一旦別居、というややこしい時期だったので、その後、結婚→出産、ということになって、赤ちゃん見に再び上新庄に来る、というのが、なんとも感慨深い。
サシノミをたまにする僕とK氏なんですが、もうお互いオッサンなのか?呑めば呑むほどもろくなる?涙的な。
最近、僕らの前から何も言わずに姿を消し、この世を去った彼の話などを、やきとりと、地酒「呉春」を呑みながら、色々話す。
「呉春」とは江戸時代の画家で、四条派の開祖であり、与謝蕪村の弟子。
その呉春が、蕪村のライバルだった円山応挙のとこの弟子入り志願した際に、応挙は
「莫逆の友で行きましょう」的に「ただ共に学び、共に励むのみ」と言ったとか。
・・・恥ずかしながら、今年知ったエピソードなんですが、コレが、例の今年のイチゲー(良枝ではない)130周年に繋がってるんですよね~、何つって言ってたら、K氏が教えてくれたのが呉春の邸宅跡。
碑が残ってると聞いたのですが、場所は1~2年前まで、僕の知人たちが共同アトリエとして使ってた場所の路地の入り口。
偶然そこは、これまた僕の友人達が今年始めた「スコッププロジェクト」の会場の近くである。
ということで、先日、展覧会見るついでに見てきました。

こちらがその石碑。
む~~、横の室外機はなんとかならないのかしら?
しかし、街でこういうのを写真に撮るなんて、たんなる歴史好きのオッサンか!
「莫逆の友で行きましょう」
いや、ほんと、そうです。ぜひそうしましょう。
別のいい方すると、「ライバルを作れ!そして勝て!」(byマッチョドラゴン)?
・・・や、とにかくも、自分のタイミングながら、いろいろとひっかかってリンクした、楽しい一年であった気がします。
相変わらず現在は残業残業また残業、ですが、とりあえず年明けにまた展覧会もあります。
いや~~、もう書く事が無いとかいいながら、もろもろ書ききれない~~!
と、あいかわらずクドいブログですが、来年もキウチグループおよび木内貴志を、ぜひあなたの莫逆の友にして下さい!
ということで、昨年と重複しますが、来年ももろもろ縁のある皆様にとって、いい感じの年になったりしますように。
愚痴に愛と念をこめて。
では、来年もよろしくお願いいたします!
今日の鼻歌:
♪追いかけて~ ま~たつまずいて~ 辿り着く道に立つ~ 酒と~共に~去りぬ~
アンテナのその後の話。
先日大家さんから電話があり、「ついでに地デジ対応にして下さったそうですよ~」
とのこと。
なるへそ!それでテレビ映り悪かったわけやね。
で、先日の年内最終休日。
どうしてもM−1グランプリのラストをちゃんと見たくて、アートコートの映像作品用に買ったテレビ(地デジ対応)に切り替えました。
おお!こりゃ、きれいやわ!
(ですが、関テレ等全く映らないチャンネルも・・・)
とりあえずはまさかの年末地デジ移行ということで、棚からぼたもち、嵐から地デジ、ということになりました。
ある意味ラッキーです。
思えば、第一回のM-1はVHSで録画してみて、それからHDD、そして地上デジタル。
まあ、僕のここ10年はこんな感じでしたな。
最後のM-1も最後なのが惜しいくらい面白かったです。
ということで、前回の続きの、「軽い 人たちゼロワン編」の木内作品詳細の話でも・・・
って、今何時?じゃなくって何日?
あらら、もう年末じゃない!
ということで、内容を変更しまして、今年最後の総括ブログを。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・といってもまあ、見ての通り少々ブログ滞りがちでして、そこはまあ忙しいのと、世間と同じのツイッター効果でブログ減ってきた口、右に同じの愚痴る口です。
なので、色々書きたい事を残したままの越年となりますが、まあええでしょう。
「自分のタイミングで」
最近この言葉をよく思います。
これは、「すべらない話」に東野幸治さんが出たときの氏の話のオチ、
「・・・そして、自分のタイミングで、さんまさんに挨拶に行きました」
という感じのセリフ(うろ覚え)。
いや、ほんと、ヒガシノリ氏はいつも示唆に富んでいる!
なんとなく、時流や世間の風とか時代の気分とか、そういうものからは逃れられず、無意識のうちにも影響はしています。
ですが、まあ、ええじゃない。
もう、何かの後を無理矢理追っかけさせられるんじゃなくて、「自分のタイミングで」。で。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんな事を思いつつも、思えば、今年は出だしは体調も精神も悪い感じから始まったのですが、終わってみればなかなか楽しかったです。
いや、ええ事もいっぱいありました。
「何でも無いようなことが、幸せだったと思う」
って感じであります。♪ちょうど一年まえ~・・・に比べたら。
作家としての活動も、個展こそできなかったですが、いくつか声かけいただいて、制作と発表が色々出来ました。
や、もちろんまだまだな感じですが、出来る事はしたという感じで、数年前からの自身の動きがようやく反映され始めた、と少し実感しています。
関わって下さった皆様に、何より、感謝!感謝!感謝です!(矢野さん風に)
美術鑑賞も、遠出は相変わらず行けませんでしたが、日帰りの近場は色々行きました。
なんというか、足下を再確認する機会も多かった気がします。
先日のアンテナが無くなった時に、アトリエの裏に初めて回ってみたときの新発見、みたいな感じ?
今年最後に見た展覧会もラーメン食べたあとついでに自転車で行ったギャラリーRAKUの、ツーボトルというユニットによる「保存と活用」展が凄く面白かった!
考現学的現代美術という感じで、それをわかりやすくユーモア交えて展示されてました。
「作品の無人販売所」(野菜とかのそれのノリ)で思わず壷買ってしまった!
これも、金沢とか東京とか海外じゃなく、近所でやってた展覧会。
遠くに行けなくても、いいじゃない。いいのあるじゃない!
金沢とか東京とかアムスとかはまた、「自分のタイミング」で行けばいいじゃない!
と、強引に肯定しながら楽しんでます。
あと、書ききれてないけど、今年も数多くの交流、酒席同席等、ありがとうございました!
下半期もたくさんありましたが、その中から1つ。
今年は友人知人の出産ラッシュで、筆者がお世話になってるKさん夫妻にも、待望の赤ちゃん(♀)が誕生しました。
で、誕生後に大阪行った際「今から病院行くけど、一緒に見に来る?」ということになったので、そりゃぜひ!と上新庄の病院まで見に行くことに。

夫人の病室にて。赤ちゃんはすでにお疲れの為、遠くから見るだけでした。
そのあと、K氏と上新庄でサシノミ。
思えばK氏とは、大阪で初めての個展をさせてもらった2004年以来の付き合い。
そのとき、搬入作業が押して、泊めてもらったのがこの上新庄。
その際は、今の夫妻がまだ付き合っていて同棲→一旦別居、というややこしい時期だったので、その後、結婚→出産、ということになって、赤ちゃん見に再び上新庄に来る、というのが、なんとも感慨深い。
サシノミをたまにする僕とK氏なんですが、もうお互いオッサンなのか?呑めば呑むほどもろくなる?涙的な。
最近、僕らの前から何も言わずに姿を消し、この世を去った彼の話などを、やきとりと、地酒「呉春」を呑みながら、色々話す。
「呉春」とは江戸時代の画家で、四条派の開祖であり、与謝蕪村の弟子。
その呉春が、蕪村のライバルだった円山応挙のとこの弟子入り志願した際に、応挙は
「莫逆の友で行きましょう」的に「ただ共に学び、共に励むのみ」と言ったとか。
・・・恥ずかしながら、今年知ったエピソードなんですが、コレが、例の今年のイチゲー(良枝ではない)130周年に繋がってるんですよね~、何つって言ってたら、K氏が教えてくれたのが呉春の邸宅跡。
碑が残ってると聞いたのですが、場所は1~2年前まで、僕の知人たちが共同アトリエとして使ってた場所の路地の入り口。
偶然そこは、これまた僕の友人達が今年始めた「スコッププロジェクト」の会場の近くである。
ということで、先日、展覧会見るついでに見てきました。

こちらがその石碑。
む~~、横の室外機はなんとかならないのかしら?
しかし、街でこういうのを写真に撮るなんて、たんなる歴史好きのオッサンか!
「莫逆の友で行きましょう」
いや、ほんと、そうです。ぜひそうしましょう。
別のいい方すると、「ライバルを作れ!そして勝て!」(byマッチョドラゴン)?
・・・や、とにかくも、自分のタイミングながら、いろいろとひっかかってリンクした、楽しい一年であった気がします。
相変わらず現在は残業残業また残業、ですが、とりあえず年明けにまた展覧会もあります。
いや~~、もう書く事が無いとかいいながら、もろもろ書ききれない~~!
と、あいかわらずクドいブログですが、来年もキウチグループおよび木内貴志を、ぜひあなたの莫逆の友にして下さい!
ということで、昨年と重複しますが、来年ももろもろ縁のある皆様にとって、いい感じの年になったりしますように。
愚痴に愛と念をこめて。
では、来年もよろしくお願いいたします!
今日の鼻歌:
♪追いかけて~ ま~たつまずいて~ 辿り着く道に立つ~ 酒と~共に~去りぬ~
by kiuchism
| 2010-12-30 23:20
| ごあいさつ