2011年 09月 28日
必然のアルバム |
さて、「ポストキウチズム2011」と同時期に神戸のCAPで開催されてた「Photograph」展はおそらく無事終了してるはずです。
御高覧下さった方々、ありがとうございました。あとスタッフの方々、お疲れさまでした。
オープニングパーティーも台風で延期になったりして、僕も結局一回観に行っただけでしたが。
この「Photograph」展はデータ入稿で、フォーマットは基本統一のグループ展でした。
なので、見逃した方々に、木内出品作をブログ上公開します。
・・・って、上映終了後即DVD発売の映画みたいですな。
この展覧会は、アーティストが見た光景をそのまま出す・・的なコンセプトで、撮影したものは基本「画像加工禁止」なルールでした。
まあ、しかしそこはルール無用の悪党美術作家ですから。
4秒以内なら・・・と凶器やチョーク攻撃やら金的やら、でなんとかしのいだ感じです。
いや、厳密には反則スレスレですが、ルール違反はいたしてません~。
出品作品その1「自分で自分を騙す男」
これは完全に過去作。2006年発表の写真(というか画像)作品です。
ルール的には「自ら被写体になるのはあり」だったので、まずはこれをチョイス。
出品作品その2「ルール無用の悪党シリーズ」
今回の全体の自分のコンセプトを表した感じの作品です。
これがミュージシャンのアルバムなら、タイトル曲という感じ。
「写真撮影禁止の写真を撮る」ということですが、今回は自宅でのヤラセのVサインです。
出品作品その3「落ち陰毛拾い写し」
2010年作の「落ち陰毛拾い」なのですが、モザイク加工はルール違反です。
なので、「落ち陰毛拾い」のプリントをさらに撮影したものを出しました。
リチャードプリンスみたいやろ~~。
なので、よく見るとうっすら撮影者である自分の姿が画面の端に心霊写真のように写っております。
出品作品その4「タカシ猫招きW」
こちらはちょっと色気だして、「猫とか出したら売れるかも~」と思った作品。
しかし猫も飼ってないし、撮影に出かける余裕もなかったので、自部屋にある貯金箱に背景付けて撮影しました。
タイトルは「たけし猫招き」を思い出して付けました。
深い意味はありません。
出品作品その5「ひとつ上の男(彫り)」
過去に制作した木版画の版を撮影したもの。
版画は基本、版は見せないものですが、これはこれで味がしみてます。
版画も写真も写してプリントするというとこは似た者メディアですからね。
出品作品その6「ピースワン」
こちらも過去に作った平面作品「ユートピア(ホープとピース)」のアップ撮影。
迷彩柄の下地に、たばこの柄の鳥がワンピース。
世界人類が平和でありますように。
そして人生は長いようで短く、短いようで長い。このゴムのように。
よろしく~~ネッ!(byゆーとぴあ)
・・・以上6点を出品してました。
「作品1」以外は半日で、しかも我が場末スタジオ内にて撮影されたものです。
完全に冷蔵庫の余り物ですな。
一眼レフ担いでロケハンして撮影した作家さんなんかと比べたら、申し訳ない感じです。
ですが、やはり展覧会に名前出して出すときは、「余興」みたいなことはしたくないし、僕が見る普段の風景なんてクソつまらないと思うので、ここは「作品」をガッツリ出すべく、このような形を取りました。
CAPさんの意図と大きくかけ離れてたとしたら申し訳ないですが、展覧会を見た限りでは、特に浮いても沈んでもいなかった印象だったので、そこは問題なかったかと思います。
しか~し、浮きも沈みもしてないというのはそれはそれで問題だ~!
会場で見た感じでは、やはり統一フォーマットではちょっと難しいな~という印象でした。
もっと額とか、プリントの際の色調整とか、規制緩和があった方が楽しいはず。
美術作家の画一化、反対~~っ!
・・・と、思うものの、やはり実際はプレーンな画面からしっかり「汁」が出てないと、何で誤摩化してもダメ、という気がするので、ここは反省して、もっと精進せねば~とも思いました。
で、最終的に思ったのは、「ん~、やっぱり一眼レフカメラ欲しい~」ということです。
今日の鼻歌:
♪例年のごとく オレはしっぽり Keep on~ 基本的に好きね相当~ 感じる事は増える一方~ 一方~ 一方~ 一方~
例年のごとく、秋に向かう時はこの鼻歌です。
御高覧下さった方々、ありがとうございました。あとスタッフの方々、お疲れさまでした。
オープニングパーティーも台風で延期になったりして、僕も結局一回観に行っただけでしたが。
この「Photograph」展はデータ入稿で、フォーマットは基本統一のグループ展でした。
なので、見逃した方々に、木内出品作をブログ上公開します。
・・・って、上映終了後即DVD発売の映画みたいですな。
この展覧会は、アーティストが見た光景をそのまま出す・・的なコンセプトで、撮影したものは基本「画像加工禁止」なルールでした。
まあ、しかしそこはルール無用の悪党美術作家ですから。
4秒以内なら・・・と凶器やチョーク攻撃やら金的やら、でなんとかしのいだ感じです。
いや、厳密には反則スレスレですが、ルール違反はいたしてません~。
出品作品その1「自分で自分を騙す男」
これは完全に過去作。2006年発表の写真(というか画像)作品です。
ルール的には「自ら被写体になるのはあり」だったので、まずはこれをチョイス。
出品作品その2「ルール無用の悪党シリーズ」
今回の全体の自分のコンセプトを表した感じの作品です。
これがミュージシャンのアルバムなら、タイトル曲という感じ。
「写真撮影禁止の写真を撮る」ということですが、今回は自宅でのヤラセのVサインです。
出品作品その3「落ち陰毛拾い写し」
2010年作の「落ち陰毛拾い」なのですが、モザイク加工はルール違反です。
なので、「落ち陰毛拾い」のプリントをさらに撮影したものを出しました。
リチャードプリンスみたいやろ~~。
なので、よく見るとうっすら撮影者である自分の姿が画面の端に心霊写真のように写っております。
出品作品その4「タカシ猫招きW」
こちらはちょっと色気だして、「猫とか出したら売れるかも~」と思った作品。
しかし猫も飼ってないし、撮影に出かける余裕もなかったので、自部屋にある貯金箱に背景付けて撮影しました。
タイトルは「たけし猫招き」を思い出して付けました。
深い意味はありません。
出品作品その5「ひとつ上の男(彫り)」
過去に制作した木版画の版を撮影したもの。
版画は基本、版は見せないものですが、これはこれで味がしみてます。
版画も写真も写してプリントするというとこは似た者メディアですからね。
出品作品その6「ピースワン」
こちらも過去に作った平面作品「ユートピア(ホープとピース)」のアップ撮影。
迷彩柄の下地に、たばこの柄の鳥がワンピース。
世界人類が平和でありますように。
そして人生は長いようで短く、短いようで長い。このゴムのように。
よろしく~~ネッ!(byゆーとぴあ)
・・・以上6点を出品してました。
「作品1」以外は半日で、しかも我が場末スタジオ内にて撮影されたものです。
完全に冷蔵庫の余り物ですな。
一眼レフ担いでロケハンして撮影した作家さんなんかと比べたら、申し訳ない感じです。
ですが、やはり展覧会に名前出して出すときは、「余興」みたいなことはしたくないし、僕が見る普段の風景なんてクソつまらないと思うので、ここは「作品」をガッツリ出すべく、このような形を取りました。
CAPさんの意図と大きくかけ離れてたとしたら申し訳ないですが、展覧会を見た限りでは、特に浮いても沈んでもいなかった印象だったので、そこは問題なかったかと思います。
しか~し、浮きも沈みもしてないというのはそれはそれで問題だ~!
会場で見た感じでは、やはり統一フォーマットではちょっと難しいな~という印象でした。
もっと額とか、プリントの際の色調整とか、規制緩和があった方が楽しいはず。
美術作家の画一化、反対~~っ!
・・・と、思うものの、やはり実際はプレーンな画面からしっかり「汁」が出てないと、何で誤摩化してもダメ、という気がするので、ここは反省して、もっと精進せねば~とも思いました。
で、最終的に思ったのは、「ん~、やっぱり一眼レフカメラ欲しい~」ということです。
今日の鼻歌:
♪例年のごとく オレはしっぽり Keep on~ 基本的に好きね相当~ 感じる事は増える一方~ 一方~ 一方~ 一方~
例年のごとく、秋に向かう時はこの鼻歌です。
by kiuchism
| 2011-09-28 23:23
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