2017年 11月 30日
ドローイングって何かね? |
どもども。
報告が約1ヶ月ほど遅れてしまいましたが、「Drawing Exhibition 2017」
10月末に終了しまして、台風の中でしたが無事搬出も終わりました。
ご高覧下さった皆々様、ありがとうございました。
こちら木内作品の展示風景です。
僕の展示は大きくわけて二種類で構成しました。
一つは蒲鉾板にウッドバーニングペンで描いた、というか焦がした作品の展示。
もう一つはその他の、過去に描いた作品の原画やエスキース、スケッチデッサンメモ描きらくがきその他諸々、「ドローイング」の名の下に自宅から掘り出してきた諸々を一つの壁にギッシリ展示し、また一部ファイルで公開しました。
自分でも忘れてたもの多数、主に大学生時代から現在までの捨てられなかったものたち、という感じです。
日頃マメに手を動かして描いてる方では無いので、ドローイングってそんなにあるかしら?と探したら、さすがに20数年活動してただけあって、出てくるわ出てくるわ、ドローイング以上作品未満?ドローイング以上でも以下でもない?そもそもドローイングって何?というような物たち。
そんな物たちのささやき、つぶやきを感じながら壁を埋めていきました。
ちょうど1年前に母校でやらせてもらった回顧展的な展覧会の「ドローイング版」という感じでした。
今回思ったのは、「ドローイング」って言葉が「現代アート」のように「言い方が嫌い」ということではないにしろ、「これ!」と捉えられてる言葉ではないような気がして、その曖昧なものを捉えようとすると言葉から逃げていくような、そもそも曖昧だから成立してるような感じだな、ということでした。
だったらもうとらわれずに堂々と「これもドローイングだ!」と言い張ればええよね?と思いながらの展示でした。
「こんなものはドローイングではない!」って怒るかたがおられたら、こちらからはこう聞きたいです↓
鉛筆は前回非売と書きましたが、会場販売できないだけでした。1本¥200です。
まあ、これに関しては「ドローイング」のとこを「アート」とかに変えてもらってもいいです。
期間中の各イベントで自身も参加した「トーク『名付けて無限柱』」「ドローイング・ジャーニーin左京区」も滞り無く終了しました。
参加者の方々および関係各位に厚く御礼申し上げます。
トークに関してはこちらで見れます。
「ドローイング・ジャーニーin左京区」は左京区在住の僕とかなもりさんが周辺を案内しながらのスケッチツアーだったのですが、参加者に京都造形大学出身者が多かったことや、築山くんゆかりの場所も多く、彼にとってはセンチメンタルジャーニーてな具合でした。
一乗寺にあった木内旧アトリエもすっかり次の利用者がテナントとして利用されてました。
カナート、鴨川、ラーメン街、白川通り、銀閣寺、錦林車庫等々、現在も含めて僕もゆかりある左京区を半日でまわりながらのプチ地元巡りでした。
そんなこんなで、今年は作品発表は今年これだけだったのですが、昨年から展覧会準備を参加作家中心にやってきて、非常に楽しい展覧会でした。
企画から助成金の件からと中心となって動いてた築山有城氏には心から感謝いたております。
ということで「Drawing Exhibition 2017」関係者の皆様、お疲れさまでした〜!
今日の鼻歌:
♪見えないならば〜 はなれないで〜 見えないならば〜 何してもいい〜
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奥田民生
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♪夢 だ まだ 夢の中 の はざまだ 僕らは何〜 何って何〜 ゆかいな暗黒の闇〜
by kiuchism
| 2017-11-30 19:10
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