2018年 09月 06日
言い方が嫌いだ!ふたたび |
災害災害また災害。暑さも雨風も極端な夏でした。
皆さまはご無事に過ごされてるでしょうか?
私は幸い無事やってます。木内です。
やってますといえば、「キウチ芸術センター展」無事しつこく開催中で、会期もいよいよ終盤に差しかかってます。
基本、造形作家は展覧会が始まったらその展覧会の制作等は終了してるはずなので、余裕が出てくるはずなんですが、始まっても色々ありまして、なかなか落ち着かない会期前半でした。
オープニング、ワークショップ「キウチ芸術センター模試」、まさかの盗難事件等々、そこらへんはまたいずれ書くとして、先に最後のイベントの告知を。
日時:2018年9月8日(土)14:00〜16:30
会場:京都芸術センター ミーティングルーム2(南館3階)
出演:斉と公平太、木内貴志
入場無料、予約不要
です。
2016年、母校で個展を行なった時に作品として取り組んだ「『現代アート』という言い方が嫌いだ!」というテーマ(?)で、当時色々アドバイスしていただい美術作家・斉と公平太さんを愛知からお迎えしてのトークイベントです。
この「『現代アート』という言い方が嫌いだ!」というのは今でもそうなんですが、作品というか問題としてはもう流れには逆らえないということで、僕はうやむやにしてしまってましたが、斉とさんの方がまだその問題に対する熱というか探究心が衰えず、その後も独自に色々「現代アート」という言い方について調べられているので、じゃあ一度お会いしてトークというか、研究発表のような場を作れれば、という思いもあり、今回僕の個展のイベントの一つとして開催することとなりました。
斉とさんは知る人ぞ知る、僕と同世代の面白いアーティストで、「オカザえもん」の産みの親としても有名な方。
僕はといえば、前も書きましたが、20年以上前からチェックしてた同世代作家さんでした。
最近では造形作品だけでなく、こちら↓等でコラムを連載されてますが、これが毎回ハズレなしの面白さ!
いつもその着眼点に感心させられ、着地点に唸らされてます。
こちらが今回のテーマの予習の巻↓
そんな斉藤さんも少し前まで愛知で個展されてたので、日帰り名古屋で観てきました。
斉と公平太個展「グスタフ・フェヒナーもしくはベンハムの独楽」(アートラボあいち)より。(画像は筆者撮影)
巨大コマ。バカバカしくも面白い存在感、いい展覧会でした。
ということで、今回のトークは、前半は斉とさんによる研究発表のような感じになる予定で、これに関しては、僕も一観客という感じで楽しみにしてます。
ゲストなのにイベントのフライヤーのデザインと制作をしていただいたりとお世話になりっぱなしですが、斉とさんの面白さを引き出せるようなトーク相手を務められるよう、頑張りたいと思います。
現代アートという言い方が好きな人も嫌いな人も、ご参加いただければ幸いです。
今日の鼻歌:
♪言葉じゃ言わない〜 説明しな〜い
と言いつつ、めちゃ言葉で説明するトークイベントです。
by kiuchism
| 2018-09-06 09:16